協栄情報、AWS AI Services コンピテンシー認定を取得
株式会社協栄情報は2026年10月23日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)より「AWS AI Services コンピテンシー」(カテゴリ:Generative AI Consulting Services)の認定を取得しました。本認定は、AWS上でAI・生成AIソリューションを提供し、顧客のビジネス成果を実証した実績を持つパートナーを認定するプログラムです。同社にとって、2025年12月に取得した「AWS SMB(Small and Medium Business)コンピテンシー」に続く2つ目のAWSコンピテンシー認定となります。
認定の対象となった導入実績と社内標準
今回の審査では、鹿島建設株式会社 技術研究所や株式会社医薬経済社をはじめとする4社の本番導入事例に加え、生成AI案件に共通して適用されている協栄情報の社内標準が評価されました。
鹿島建設株式会社 技術研究所の事例では、社内ナレッジ活用AIチャット「RagChat」を専用のAWSアカウントに構築しました。Amazon Bedrock Knowledge Bases と Amazon Aurora PostgreSQL(pgvector)によるRAG(検索拡張生成)構成を採用し、検索・回答取得にかかる時間は1件あたり約20分から約4分へ、有識者への照会は月320件から95件へ減少しました。
株式会社医薬経済社の事例では、医薬業界専門紙「RISFAX」記事の英訳業務を Amazon Bedrock(Claude)による夜間バッチで自動化しました。専門用語集をプロンプトへ動的に注入する方式により、翻訳関連工数を約8割削減しています。
その他、設備工事会社向けにAWSの生成AIサンプル実装「GenU」をカスタマイズして Microsoft Entra ID とのSSO連携などを実装した事例や、介護事業者向けに AWS CloudFormation と AWS Service Catalog を用いて環境構築時間を4〜6時間から30分以内へ短縮した事例が含まれます。また、導入方法論や基盤モデルの選定・再評価ルール、セキュリティ・プライバシー標準といった社内標準の整備も評価対象となりました。
代表取締役社長の武田 清氏は、中堅・中小企業に対しても大企業と同水準のセキュリティと運用品質で生成AIを提供していく方針を示しています。
協栄情報が提供する生成AI関連サービス
協栄情報では、生成AIの業務定着に向けて以下のサービスを展開しています。
- 生成AI導入コンサルティング:業務課題の整理やユースケースの選定、基盤モデルの選定・評価を実施
- RagChat(社内ナレッジ活用AIチャット):社内文書を知識源とし、根拠文書のリンク付きで回答する自社製品
- GenU カスタマイズ開発:サンプル実装にSSO連携やアクセス制御などを加えて全社展開可能な形へ改修
- 生成AIによる業務自動化:専門用語集の活用やプロンプト設計を含む、文書の翻訳・要約・生成などの自動化支援
- 生成AI運用・改善支援:監視や定期評価、新モデル登場時の再評価・切替などの継続支援
- AWS請求代行サービス:AWSソリューションプロバイダーとしてAWS利用料を割引価格で提供
今後の展開
認定の取得を受け、協栄情報は以下の取り組みを進めるとしています。
- 「生成AIを本番で使い続ける」をテーマとしたセミナーの定期開催
- 技術ブログ(cloud5.jp)での業種別生成AI導入ベストプラクティスの発信
- RagChat の機能拡充と、中堅・中小企業向けソリューションの提供拡大
株式会社協栄情報の概要
東京都中央区新川1丁目28番24号 東京ダイヤビル4号館5階に本社を置く株式会社協栄情報は、AWSを中心としたクラウド導入支援や生成AI・機械学習システムの開発を手がける独立系SIerです。
- 設立:2011年3月14日
- 資本金:1億円
- 従業員数:329名(単体)
- 認証:ISO/IEC 27001、ISO 9001、プライバシーマーク
- URL:https://www.cp-info.co.jp/
本件に関する問い合わせは、クラウド事業部(担当:黒田、TEL:070-3194-6668、問い合わせフォーム:https://cpinfo.jp/contact)で受け付けています。
本記事は株式会社協栄情報の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



