英国・欧州市場への進出を目指す日本のインパクトスタートアップ12社を採択
ジェトロ、英国・欧州進出を目指すインパクトスタートアップ12社を採択 CATEGORY: ビジネス
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)は、海外における起業家等の育成プログラム「J-StarX」の一環として実施する「J-StarX UK Impact Accelerator Programme」において、英国・欧州市場への進出を目指す日本のインパクトスタートアップ12社を採択しました。英国のベンチャーキャピタルであるBethnal Green Ventures(BGV)と連携し、現地市場参入に向けた実践的な支援を行います。社会課題の解決と事業成長の両立を図るスタートアップのグローバル展開を後押しする狙いです。
気候変動、ヘルスケア、包摂性、持続可能性などの社会課題解決に取り組むスタートアップにおいて、海外市場での事業展開や資金調達の機会が拡大しています。一方で、英国・欧州市場への参入にあたっては、現地の市場環境、投資家の評価軸、顧客開拓、規制や商習慣、インパクトの測定および発信方法に関する理解が不可欠とされています。
本プログラムは、社会課題の解決に取り組むインパクト分野の日系スタートアップを対象としています。英国および欧州市場の理解、市場参入戦略の策定、資金調達や販路開拓につながる現地エコシステムとのネットワーク構築を支援し、投資家、事業会社、支援機関等との接点構築を目指します。
採択された12社
今回採択された企業は以下の12社です。
- BHQ株式会社
- MBTリンク株式会社
- NanoFrontier株式会社
- ONESTRUCTION株式会社
- SustainaVerse, Inc.
- 株式会社BIOTECHWORKS-H2
- 株式会社Dots for
- 株式会社Grape
- 株式会社イムノセンス
- 株式会社ソラフネ
- 株式会社ノベルジェン
- 株式会社ファーストラボ
2段階で進めるプログラムの内容と連携体制
プログラムはPhase1とPhase2の2段階で構成されています。
Phase1では、東京でのキックオフ、オンライン講義、東京でのラップアップを実施します。参加企業は、英国・欧州のインパクト市場、インパクト投資家へのピッチ、セオリー・オブ・チェンジ、インパクトKPI、市場参入計画などを学びます。
Phase2では、Phase1参加企業から選考された6~8社を対象に、個別メンタリングおよび英国渡航プログラムを実施します。英国現地での投資家や顧客候補とのネットワーキング、ピッチ機会等を通じて、市場参入に向けた具体的な足掛かりの構築を目指す方針です。
連携先となるBethnal Green Venturesは、テクノロジーを活用して社会・環境課題の解決を目指す「Tech for Good」領域に特化した英国のベンチャーキャピタルです。ジェトロとBGVが双方の知見とネットワークを生かして支援を行います。
今後のスケジュール
採択企業は、2026年10月下旬から11月にかけてPhase1プログラムに参加します。その後、Phase1参加企業の中からPhase2参加企業を選考し、2026年12月中旬から2027年3月にかけてオンラインプログラムおよび英国渡航プログラムを実施する予定です。
なお、本プログラムは、日本のインパクト投資エコシステムの発展を目指し、ジェトロがパートナー機関を務めるWE AT主催の「WE AT Challenge 2026」と連携して実施されます。
本記事は独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)の発表をもとに作成。
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