板橋区と印刷・製本事業者がKAMIBANK立ち上げ板橋ウィンメルブックを作成
板橋区は、区内の印刷・製本事業者と共同で、地域課題の解決と産業振興を両立する取組「紙から生まれる地域理解促進プロジェクト(ブランド名KAMIBANK)」を立ち上げました。プロジェクトの第1弾として、区内印刷製本業の技術力を活かした地域共創の取組により、オリジナルの「板橋ウィンメルブック」を作成しました。完成した絵本は今後、区内施設等で活用していく予定です。
板橋区の魅力や季節の移り変わりを描いた絵本
ウィンメルブックは、スイス・ドイツ語圏で親しまれてきた文字のない絵本で、ページいっぱいに人や街の様子が細かく描かれている点が特徴です。
今回作成された「板橋ウィンメルブック」は、板橋区の各エリアを舞台に、まちのスポットや人、歴史・文化が見開き一面に描かれています。見開き全7ページで構成され、ページをめくるごとに地域だけでなく春から翌年の春まで季節が移り変わり、登場人物の成長や変化も表現されています。全ページを通して登場する人物や、新たな出会いで物語に加わる人物がおり、それぞれのストーリーが少しずつつながっていく仕組みです。
地域共創で進められた制作プロセス







制作の中心となったのは、板橋区や区内企業トップ、関係機関で構成される板橋産業ブランド戦略会議(ブランド・コア会議)のワーキンググループである印刷分科会です。制作にあたっては、大学や小学校での出前授業、区民まつりでのアンケートなどが実施されました。


板橋産業ブランド戦略会議(ブランド・コア)印刷分科会は、印刷・製本業が集積する板橋区の特徴を活かし、区内の印刷・製本関連企業を中心に構成された会議体です。印刷・製本業の発展と地域社会との関係づくりをめざし、図書館や区民まつり「絵本のまち広場」などで活動を行っています。

「KAMIBANK」は、紙を起点に地域の魅力やストーリーを発見し、人とまちをつなぐコンテンツを創り出すプロジェクトブランドです。紙に関わる技術とクリエイターの発想力を掛け合わせ、地域の歴史や文化、産業、人々の暮らしなどを学べる製品やサービスとして形にすることを目指しています。制作過程そのものを地域の事業者、クリエイター、行政、住民などが関わる「地域共創の場」と位置付けている点も特徴です。
現在は第1弾として板橋区をフィールドに進められていますが、今後は各地域の特色や課題に応じたコンテンツ開発を通じ、全国の自治体や地域への展開をめざすとしています。
あわせてプロジェクトでは、今後の展開に向けて印刷・加工・製本などの技術やノウハウを持つエンジニアや、クリエイターなどの参加者を募集しています。
問い合わせ先
- 担当部署:東京都板橋区産業経済部産業振興課工業振興係
- 電話番号:3579-2193
本記事は板橋区の発表をもとに作成しました。
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