東京藝大と三菱地所、大丸有エリアで都心型アートセンター実証を2026年秋から展開へ
国立大学法人東京芸術大学と三菱地所株式会社は、2026年秋から大手町・丸の内・有楽町エリアを主な舞台に、都心型アートセンター機能の実証として多様なプログラムを順次展開します。東京藝術大学が培ってきた教育、研究、作品、アーカイブ、人材などの芸術資源を都市にひらき、未来の大学「ポストユニバーシティ」と未来の都市「ポストシティ」のあり方を探ります。両者は2022年12月の包括連携協定に基づき社会連携講座を開設しており、構想発表を経て本格的な実践フェーズへ移行します。







多様なテーマで展開する主な実証プログラム



実証プログラムは「都市に、まだない〈道〉をひらく。THE WAY OF → 〇〇」をコンセプトに、複数の領域で実施されます。
- アーティストインレジデンス・展示(丸の内AIR):2026年12月頃に滞在制作を行い、2027年6月頃に制作発表を予定。サリーナ・サッタポン、羅聿綺(ロー・ユーチー)、CONA財団 シュレヤス・カルレ、へマリ・ブータが参加します。
- シンポジウム(ポストユニバーシティ シンポジウム):2026年9月11日・12日に3×3Lab Futureで開催。研究者やアーティストらを招き、都市に浸透するアートや科学の現在地を探求します。
- リサーチプログラム(都市の演劇):2027年春頃に屋外の公共空間を舞台として扱う演劇やツアー等を検討します。
- 音楽プログラム:2026年冬ごろから新国際ビル1階 lounge Öほかで順次展開予定。東京藝術大学附属図書館等の所蔵SPレコードと蓄音機を活用します。
- ファッション:2026年秋以降、衣服の交換や共同制作などを通じて装いと都市の関係を考える展示やワークショップを実施します。
- 遊び:2026年秋以降、アーティスト/ゲーム作家の木原共とともに体験型プログラムを展開します。
社会連携講座のほか、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の支援による取り組みなど、多様な関連プログラムも進められます。
有楽町を舞台とした「有楽町藝大キャンパス」では、2026年度後期に「アート・リサーチ演習(実習編)」「クリエイティヴ・アーカイヴ研究会」「拡張するファッション論」などの授業を開講します。応募期限は2026年9月30日 23:59までで、公式Webサイト(https://yurakucho-geidai-campus.jp/)から受け付けます。
また、2026年10月14日〜11月14日には大手町フィナンシャルシティ「エコミュージアム」や内神田仲通り広場で屋外展覧会「野良展示2.0」を開催します。さらに、2026年12月中旬には「I LOVE YOU」プロジェクトの連携リサーチ成果発表、12月17日・18日には丸ビルホールおよびコンファレンススクエアで「FUTURE VISION SUMMIT 2026」の開催が予定されています。
本プロジェクトは、場所や人、大学の知や表現、企業の資源をつなぎ、文化的な活動が継続的に生まれる「創造的循環」の仕組みを検証するものです。
- 名称:社会連携講座「都心型アートセンター機能の検証と実践」
- 期間:2024年11月1日〜2027年10月31日
- 主催:東京藝術大学、三菱地所
- 主な実施エリア:大手町・丸の内・有楽町エリアほか
- 体制(東京藝術大学):プロジェクト全体統括は日比野克彦学長/芸術未来研究場長。プロジェクト担当として毛利嘉孝教授、菅沼 聖特任准教授、東海林 慎太郎特任准教授、森 純平特任准教授、下里 杏奈特任助教、戸塚 愛美教育研究助手、鶴田 航特任助手、栗田 結夏特任助手、室津 日向子特任研究員が参画
- 体制(三菱地所):まちづくり推進部他が担当
本事業は、有楽町アートアーバニズム YAU(https://arturbanism.jp/)とも連携して展開されます。
本記事は東京藝術大学および三菱地所株式会社の発表をもとに作成しました。
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