ドージコイン、Coincheckで取扱い開始へ
暗号資産取引サービス「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社は、2025年1月15日より、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の取扱いを開始すると発表した。
ドージコインは、2013年に当時の暗号資産業界を風刺する目的で開発されたミームコイン(インターネット上のジョークをもとに開発された暗号資産)だ。柴犬の画像のミームである「Doge」をモチーフとしており、プロジェクトの構想や開発目標が記載されているホワイトペーパーも存在しない。そのため、リリース当初はジョーク通貨という評価を受けていた。
しかし、2021年1月にテスラ社のCEOであるイーロン・マスク氏がドージコインについて言及したことで価格が高騰。さらに、2024年11月のアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が当選すると、政府効率化を担う新たな組織として、その略称がDOGEである「政府効率化省(Department of Government Efficiency)」の新設が発表された。その機関のトップとしてイーロン・マスク氏の就任が発表されると、ドージコインの価格が急騰し、暗号資産の時価総額ランキングでも第7位を記録するなど、注目度の高い暗号資産となっている。
コインチェックでは、2025年1月15日よりCoincheck販売所、Coincheck貸暗号資産サービス、Coincheckつみたて、Coincheck(WEB)およびCoincheckアプリにおける送金・受取で、ドージコインの取扱いを開始する。
コインチェック株式会社は、アプリダウンロード数が5年連続で国内No.1の暗号資産取引サービス「Coincheck」を運営している。「新しい価値交換を、もっと身近に」をミッションに掲げ、最新のテクノロジーと高度なセキュリティを基盤として、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産やブロックチェーンにより生まれる「新しい価値交換」を身近に感じられるように、より良いサービスの創出を目指している。