アムスなど、介護支援Caremoの実用性検証を沖縄の特養で9月より実施へ
株式会社アムスと株式会社オリエンスで構成されるスマート介護空間に関する共同検証コンソーシアムは、介護支援ソリューション「Caremo(ケアモ)」の実用化および機能向上を目指した実用性の共同検証を実施します。検証は沖縄県国頭郡金武町の特別養護老人ホーム「かふう」の協力のもと、2026年9月1日(火)から12月31日(木)まで行われます。実際の介護現場にシステムを導入し、有用性の確認と現場からのフィードバック収集を図る計画です。

共同検証実施の背景と目的
日本の介護現場では慢性的な人手不足や、スタッフの身体的・精神的な業務負担の増加が大きな課題となっています。特に夜間の見守りや巡回業務は負担が重く、利用者側にとっても監視されているような不安やスタッフへの気遣いといった心理的ストレスが生じるケースがありました。
こうした課題の解決に向けて開発されたのが、次世代の見守りシステム「Caremo」です。今回の検証では現場での有用性を確かめ、リアルな声を収集することで、より現場に寄り添ったシステムへのブラッシュアップを目指すとしています。
「Caremo」は、介護現場の負担軽減と利用者の安心・快適な生活の両立を目的としたソリューションです。主に以下の特徴を備えています。
- カメラ不要・非接触によるストレスフリーな見守り
最先端のミリ波レーダーを採用し、カメラを使わずに非接触で対象者の在室、心拍、呼吸、転倒を24時間リアルタイムで検知します。プライバシーを守りながら、異常発生時には即座にスタッフのスマートフォンへ通知して迅速な対応を可能にします。
- LoRaWAN通信技術を活用した高い拡張性
広範囲かつ低消費電力で通信可能な「LoRaWAN」技術をベースにシステムを構築しています。大規模な施設でも安定した通信環境を実現するほか、将来的なセンサー追加にも柔軟に対応できる拡張性を備えています。
共同検証の概要

今回の共同検証の実施期間や場所、検証内容は以下の通りです。
- 実施期間: 2026年9月1日 〜 2026年12月31日
- 実施場所: 特別養護老人ホームかふう 沖縄県国頭郡金武町
- 検証内容:
- Caremo導入前後のスタッフの夜間巡回・見守り業務の負担軽減効果の測定
- システムの検知精度および実業務におけるユーザビリティの評価
- 現場スタッフへのヒアリングによる改善点・追加要望の洗い出し
今後の展望
コンソーシアムでは、検証で得られた現場データを活用し、「Caremo」のさらなる機能拡張や統合化を進める方針です。
今後はLoRaWANの拡張性を生かし、温度検知や家電連携などのセンサーを追加して熱中症予防など居住環境を自動コントロールする機能を実装する予定です。さらに独自の介護記録システムを新規構築し、見守りデータとケア記録を連動させることで、介護業務の完全なシームレス化を実現する統合プラットフォームへと進化させていくとしています。
株式会社アムス 沖縄営業所は、「Caremo」を通じて沖縄および全国の介護に関わる人々が笑顔になれる社会の実現を目指し、事業を推進するとしています。
- 窓口: 株式会社アムス
- メールアドレス: caremo-sales@ams-j.co.jp
- 電話番号: 098-916-6663
本記事はスマート介護空間に関する共同検証コンソーシアム(株式会社アムス、株式会社オリエンス)の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



