博報堂とビザスク、企業の事業開発をAIによるリサーチからコンサルティングまで一気通貫で支援
博報堂とビザスクがリサーチAIを共同開発、企業の事業開発を一貫支援へ
CATEGORY: ビジネス

株式会社博報堂と株式会社ビザスクは、2026年4月14日に締結した資本業務提携契約に基づき、企業の事業開発を市場調査から戦略立案・実行までワンストップで支援する取り組みを2026年10月15日より開始しました。あわせて両社は、提携後初の協業サービスとなるリサーチAI「ビザスクcompass」の提供を開始しています。
本取り組みでは、市場調査から事業の実行に至る各工程の分断を防ぎ、一貫した支援体制を提供します。ビザスクが共同開発したリサーチAI「ビザスクcompass」とエキスパートインタビューを通じて仮説構築から一次情報による検証までを担い、博報堂がその後の戦略立案や実行に向けたコンサルティングを担当します。
従来は調査と実行で異なるパートナーに委ねられることが多く、論点の引き継ぎや意思決定の速度に課題がありました。今回の連携により、ビザスクの知見データベースや問いの設計力と、博報堂が培ってきた意思決定の思考構造化ノウハウを掛け合わせ、調査から実行までをシームレスに接続するとしています。
提供が開始された「ビザスクcompass」は、エキスパートの多角的な視点・判断軸・思考プロセスを学習させたリサーチAIです。調べたいテーマや背景、自社の強みなどをフォームに沿って入力することで、AIが自律的に公開情報を調査・分析します。
同システムは、ビザスクの約12万件の調査実績(2025年3月〜2026年2月実績。海外子会社のマッチング除く)と博報堂のノウハウを組み合わせて開発されました。市場規模(TAM/SAM/SOM※3)の算出から主要プレイヤーの把握、勝ち筋の見立てまでを含む4種類のレポートを、最短約1時間(※1)で出力します。出力結果にはインタビュー設計も含まれ、世界190カ国、80万人超のエキスパートネットワーク(2026年2月時点)を活用した一次情報の検証へ移行できます。

※1 同時に処理する件数やご利用環境により異なります(想定所要時間:約60〜90分) ※3 TAM(Total Addressable Market):想定される最大の市場規模/SAM(Serviceable Available Market):自社が事業として狙える市場規模/SOM(Serviceable Obtainable Market):実際に獲得が見込める市場規模
事業開発における3段階の提供ステップ
本支援の枠組みは、以下の3つのステップで進められます。
- リサーチAI「ビザスクcompass」による調査・仮説構築(担当:ビザスク)
- エキスパートインタビューによる一次情報での検証(担当:ビザスク)
- 戦略立案・実行に向けたコンサルティング(担当:博報堂、※2)
博報堂は、グループ横断のAI専門家集団「HCAI Professionals」やCXクリエイティブ局での知見を活かし、事業戦略・マーケティング戦略の立案、ブランド構築、顧客体験(CX)設計、コミュニケーション開発、実行までを支援します。
※2 コンサルティングのご提供内容および体制は、案件の内容に応じて個別にご相談のうえ決定いたします。お申し込み・ご契約の窓口はビザスクとなります。
提供開始に伴う無料トライアルの実施
サービスの提供開始にあわせ、2026年10月15日〜2027年1月3日の期間(延長の可能性あり)で、レポート作成を試すことができる「無料トライアルキャンペーン(※4)」が実施されます。入力された情報は、事前に書面による許可または指示がある場合を除き、AIの学習には使用されません。
両社は今後、「ビザスクcompass」の機能拡充を進めるとともに、新たなサービス開発や顧客基盤を相互に活用した販売・提供の連携を推進していく方針です。
※4 本トライアルは、フルサポート形式へお申し込みいただいた企業様を対象に、1社(所属グループを含む)あたり最大3回までご利用いただけます
発表企業の情報
- 株式会社博報堂
- 代表取締役社長:名倉 健司
- 所在地:〒107-6322 東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー
- URL:https://www.hakuhodo.co.jp/
- 株式会社ビザスク
- 代表取締役CEO:端羽 英子
- 所在地:〒153-0042 東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ1F・9F
- 証券コード:4490(東証グロース)
- URL:https://corp.visasq.co.jp/
本記事は株式会社博報堂および株式会社ビザスクの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



