【調査レポート】既存クライアントの20%がAIを活用してSNSのいいね回りなどの汎用作業を実施
SNS運用の汎用作業でAI活用は20% BOTANICOクライアント調査
CATEGORY: ビジネス
株式会社BOTANICOは、自社の既存クライアントを対象に実施した「AIを活用した汎用作業に関するアンケート調査」の結果を公表した。回答企業40社のうち20%が、いいね回りなどの日常的な汎用作業にAIを活用している傾向がみられた。一方で、80%の企業はブランド毀損への懸念や自動化に対する不安などから、慎重な姿勢を示している。
汎用作業へのAI活用企業は20%、慎重姿勢は80%
調査において、AIを活かしてSNSのいいね回りなどの汎用的な作業をしているか尋ねたところ、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した企業が20%となった。株式会社BOTANICOの既存クライアントにおいて、日常的な作業や周辺業務にAIを取り入れる企業が一部で現れていることが示された。
一方で、残る80%の企業は慎重な意見を示した。具体的には、「SNS上の反応や交流は人が行うべきだと考えている」「AIをどこまで使ってよいか分からない」「いいねやコメント対応の自動化に不安がある」「アカウントの印象やブランド毀損を懸念している」「AI活用よりも投稿企画や分析で使いたい」といった懸念や考えが挙げられている。
SNS運用における周辺作業の負担とAI想定領域
SNS運用では、投稿の作成だけでなく、いいね回り、競合アカウントの確認、フォロワーの反応チェック、コメントやDMの確認、返信文作成、投稿候補の整理、ハッシュタグ候補の確認、簡易的なリサーチ、投稿後の数値確認といった細かな業務が発生する。これらは継続することで担当者の負担になりやすく、少人数運用の現場では戦略設計や改善業務の時間を圧迫する要因になり得る。
こうした作業に対し、AIの活用領域として、コメントやDM返信文の下書き・たたき台作成、投稿候補の整理、ハッシュタグ候補の洗い出し、競合アカウントの傾向整理、いいね回り対象の条件整理、反応が良い投稿テーマの抽出、投稿後の簡易分析、定型文作成、日次や週次の運用メモ作成などが想定されている。
人による判断とAIの組み合わせが重要に
BOTANICOの考察によると、AIによる汎用作業は一部で始まっているものの本格的な活用は限定的だという。返信文作成やリサーチ補助などの作業整理にAIが有効である一方、顧客との自然なコミュニケーション、ブランドイメージ、コメント対応の温度感、アカウントの信頼性、プラットフォームごとの利用ルールといった面では人による判断が欠かせないと分析している。
そのため、自動化する作業と人が対応する作業を分け、コメントやDM返信は人が最終確認することや、過度な自動化を避けてブランドのトーンに配慮するなどの視点が求められる。AIを補助ツールとして活用し、作業削減で生じた時間を企画や改善に充てることが重要だとしている。
調査の概要
- 調査期間:2026年9月1日〜2026年9月30日
- 調査機関(調査主体):株式会社BOTANICO
- 調査対象:株式会社BOTANICOの既存クライアント
- 有効回答数:40件
- 調査方法:既存クライアントへのアンケート調査
- 集計方法:回答者のうち「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合を、AIを活用してSNSのいいね回りなどの汎用的な作業をしている企業の割合として算出
- 調査項目:AIを活かした作業
※本調査は株式会社BOTANICOの既存クライアント40社を対象とした調査であり、社会全体または国内企業全体の傾向を示すものではありません。 ※本調査における「AIを活かした作業」には、SNSのいいね回りに関する対象整理、コメント返信文作成、DM返信文作成、投稿候補整理、簡易分析、運用メモ作成などの補助的な活用を含みます。
本記事は株式会社BOTANICOの発表をもとに作成されています。
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