『ヨーグルティア』のタニカ電器販売、『株式会社タニカ』へ社名変更
タニカ電器販売が株式会社タニカに社名変更、発酵食事業の拡大に伴いブランドも刷新

CATEGORY: ビジネス
ヨーグルトメーカーなどの発酵器を展開するタニカ電器販売株式会社は、2026年9月1日付で社名を「株式会社タニカ」に変更しました。従来の機器開発や販売にとどまらず、種菌や麹、自社製造の甘酒などへ提供領域が広がったことに伴い、会社の役割の変化に合わせて社名を改めた形です。
あわせて企業ブランドを英字の「Tanica」に統一し、ロゴやタグラインを刷新したほか、2026年9月15日にはコーポレートサイトを全面リニューアルし、発酵の情報サイト「Tanica PRESS」を開設しました。なお、製品の製造を担うタニカ電器株式会社は関連会社として存続し、社名や体制の変更はありません。
社名変更の背景と歩み
株式会社タニカは、1950年に技研陶器製作所として創業した歴史を持ちます。1955年の陶器製電気ポットや家庭用の酒燗器「カンペット」などを経て、1971年には日本で初めてヨーグルトメーカーを開発しました。1995年にタニカ電器株式会社の開発・販売部門が独立してタニカ電器販売株式会社となり、2004年には温度調節機能を備えた発酵器「ヨーグルティア」を発売しています。
同社は機器の提供だけでなく、2010年にヨーグルトの種菌、2025年に米麹・発酵キット・クラフト麹の取り扱いを開始しました。さらに食品製造の許可を取得し、2026年6月には初の自社製造食品「タニカのあまざけ」を展開するなど、発酵のある暮らしを支える商品やサービスの拡充を進めてきました。こうした事業実態の変化を受け、「電器販売」から「株式会社タニカ」への社名変更に至ったとしています。
社名変更に伴い、企業ブランドを英字の「Tanica」に統一しました。企業および発酵器などの機器製品には英字の「Tanica」を使用し、発酵食品の商品ロゴにはカタカナの「タニカ」とシンボルマークを用います。タグラインには「つづける発酵。」を掲げ、ミッションやビジョン、バリューも見直されました。
また、2026年9月には発酵の情報サイト「Tanica PRESS」(https://press.tanica.jp/)を開設しました。ヨーグルティアを使ったレシピや発酵コラム、ユーザーの声、製品カタログや取扱説明書などを集約し、発酵食づくりに関する情報を発信しています。さらに、2026年9月15日にはコーポレートサイト(https://tanica.jp/)を全面刷新し、社名変更の背景などを案内しています。

代表取締役の谷口雄史氏は、電気機器メーカーの枠にとどまらず発酵を通じて暮らしを豊かにするブランドを目指すとし、「発酵器をお届けして終わりではなく、種菌や麹、甘酒、レシピ、サポートまで、お客様の発酵のある暮らしにもっと貢献する。その役割に、名前を合わせました」とコメントしています。
今後の展開と会社概要
今後の取り組みとして、岐阜県多治見市の自社工場における甘酒や麹調味料などの発酵食品の拡充を予定しています。また、自社オンラインショップ「すばる屋」の店名を「タニカオンライン」へと変更する計画で、こちらは2027年初春頃を予定しています。
株式会社タニカの会社概要は以下の通りです。
- 会社名:株式会社タニカ(旧 タニカ電器販売株式会社)
- 所在地:〒507-0027 岐阜県多治見市上野町5丁目5番地
- 代表者:代表取締役 谷口雄史
- 設立:1995年(1950年創業のタニカ電器株式会社から開発と販売の部門を分社化)
- 事業内容:業務用機器、家庭用機器及び関連商品の開発製造販売
- 関連会社:タニカ電器株式会社(製造)
- 公式サイト:https://tanica.jp/
本記事は株式会社タニカの発表をもとに作成しました。
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