リコージャパン、大阪厚生信用金庫において「RICOH オンプレLLMスターターキット」エントリーモデルの導入検証を実施
リコージャパン、大阪厚生信用金庫でオンプレミスLLMの導入検証を実施
CATEGORY: テクノロジー
リコージャパン株式会社は、大阪厚生信用金庫において「RICOH オンプレLLMスターターキット」エントリーモデルの導入検証を実施しました。生成AIアプリケーション開発プラットフォーム「Dify」を活用し、社内問い合わせ業務の効率化に向けたAI活用の有効性を実証しました。金融機関において安全かつ実用的にAIを活用できることを確認したとしています。
金融機関のセキュリティ要件に対応するオンプレミス環境
金融機関では顧客情報や取引情報などの機密性の高いデータを取り扱うため、情報管理やセキュリティに関して高度な対応が求められます。業務効率化やナレッジ活用の観点から生成AIへの期待が高まる一方、機密情報を外部環境で扱うことやデータガバナンスへの懸念から、クラウド型サービスの利用に慎重な声もあります。こうした背景から、データを組織内で管理しながら生成AIを活用できるオンプレミス環境の構築に関心が集まっています。
検証モデルの構成と問い合わせ業務での効果
今回導入検証を実施した「RICOH オンプレLLMスターターキット」エントリーモデルは、エフサステクノロジーズ株式会社の「Private AI Platform on PRIMERGY(Very Small モデル)」に生成AIアプリケーション開発プラットフォーム「Dify」をプリインストールし、日本語文書の読解に強みを持つリコーLLMを搭載したモデルです。
このモデルを活用してセキュアなAI活用環境をオンプレミスで構築し、「Dify」によって社内規程や業務マニュアルを活用した問い合わせ対応の自動化・高度化を行うアプリケーションを作成しました。その結果、ナレッジ活用の促進や回答品質の向上などの効果が確認されました。
大阪厚生信用金庫における検証概要
大阪厚生信用金庫で行われた検証の詳細は以下の通りです。
- 検証期間:2026年2月~2026年3月
- 検証対象業務:事務部システム課における事務規定マニュアルに関する問い合わせ業務
- 検証内容:
- 金融機関が求めるセキュリティ要件への適合性の確認
- お客様環境における「RICOH オンプレLLMスターターキット」エントリーモデルの動作検証
- ハンズオンセミナーを通じた、お客様自身によるDifyを活用してのAIアプリケーション作成の検証
- Difyを活用した社内規程集、業務マニュアル、FAQ等のナレッジ検索環境を構築、回答生成性能を検証
今後の展開と展示会への出展予定
リコージャパン株式会社は、金融機関におけるセキュアな生成AI活用を支援するとともに、オンプレミスAI基盤、リコーLLM、Difyを組み合わせた「RICOH オンプレLLMスターターキット」の展開を進める方針です。
また、2026年10月15日、16日に開催される「金融国際情報技術展 2026 」への出展を予定しており、問い合わせ業務を効率化するDifyアプリケーションをはじめ、金融業務に特化したAIソリューションを展示する予定としています。
企業概要
リコージャパン株式会社の概要は以下の通りです。
- 社名:リコージャパン株式会社
- 創立:1959年5月2日
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 CEO 笠井 徹
- 従業員数:17,088名(2026年4月現在)
- 拠点数:337拠点(2026年4月現在)
- 本社所在地:東京都港区芝3-8-2 芝公園ファーストビル
- URL:https://jp.ricoh.com/companies/ricoh-japan
本記事はリコージャパン株式会社の発表をもとに作成しました。
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