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みらいワークスが生駒市のアクセラレーションプログラムを3年連続受託、3件の研究シーズ決定

株式会社みらいワークスは、奈良県生駒市より「いこま産学官アクセラレーションプログラム(I-SAP)」実施業務を3年連続で受託したことを発表しました。あわせて、本年度のプログラムに参加する3件の研究シーズが決定しました。同社は昨年度に続きアクセラレーションプログラムの共同運営を行い、事業化支援やスタートアップの創出、地域課題解決を図る施策への足掛かりとなる活動を推進するとしています。

大学発スタートアップの事業化支援と背景

生駒市では、市内に立地する国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学の研究者・学生が持つ研究シーズを事業化し、地域課題の解決や新たな価値創造につなげる施策の一環として「いこま産学官アクセラレーションプログラム」を実施しています。優れた研究シーズが存在する一方で、社会実装や事業化を牽引する経営人材やノウハウの不足が課題となっている背景があります。

みらいワークスは、スタートアップ支援プラットフォーム『Booster』の運営や、約98,000名のプロフェッショナル人材データベースなどを活用し、自治体におけるスタートアップの発掘・育成支援を展開しています。これまでにも仙台市の「TGA~DeepTech~」や青森市の「青森アクセラレータープログラム」などで伴走型支援を行ってきました。本年度は「社会的・経済的価値の持続的循環」をテーマに、プロフェッショナル人材とともに目標達成や事業化を推進する方針です。

令和8年度プログラムの採択者と研究シーズ

本年度の採択者は今後、約6カ月間のメンタリングなどの個別支援を受け、2027年2月に開催予定の成果発表会に参加します。決定した3件の研究シーズは以下の通りです。

  • 松田 泰斗 氏:細胞運命転換による神経再生・神経疾患治療技術の開発

脳内の細胞を機能的なニューロンへ直接リプログラミングし、失われた神経細胞をその場で再生する技術です。脳梗塞やパーキンソン病などを対象に、遺伝子治療製品としての実用化を目指します。

  • 加藤 順也 氏:バイオの力を用いた新しいナノ粒子製造法と抗がん剤への応用

水に溶けにくい候補化合物をナノ粒子に変える新技術を抗がん剤候補化合物に応用し、副作用を抑えたプロドラッグの開発に成功したシーズです。安全で効果的ながん治療の実現や、他の薬・サプリメントへの応用を目指します。

  • 澤邊 太志 氏:VR技術による臨場感観光体験システム

360度映像と専用VRゴーグルを組み合わせた高没入感な観光体験システムです。現地の雰囲気や立体的な臨場感を再現し、持続可能なデジタル観光・まちづくりモデルの構築を目指します。

昨年度採択者の支援実績

昨年度は4名が採択され、起業や実証実験などが行われました。

秋吉 拓斗 氏(ROBOZOO~心を育む生命感ロボット動物園~)は、生駒市内3カ所での実証やPR機会の創出支援などを受け、キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)で文部科学大臣賞テクノロジー大賞を受賞し、2026年3月に「株式会社ROBOZOO」を設立しました。

鈴木 健大 氏(呼気センシングを活用した次世代ヘルスナビゲーションシステムの開発)はビジネスモデルや事業計画の作成などの支援を受け、橋本 由介 氏(3次元原子配列とイオン化状態を高精度に測定できる分析装置の開発)は部品製作工場の紹介など具体的な体制構築の支援を受けました。高木 博史 氏(酵母の育種技術を活用した発酵イノベーション~オリジナル「パン酵母」の開発~)は、生駒市内ベーカリー(西山荘)との共同実証実験などが支援されました。

今後のスケジュール

  • 2026年10月2日(金):キックオフミーティング
  • 2027年2月(予定):成果報告会
  • 2027年3月31日(水):プログラム終了

株式会社みらいワークス 概要

  • 代表者:代表取締役社長 岡本 祥治
  • 所在地:東京本社:東京都港区
  • 設立:2012年3月
  • 資本金:94,910 千円(2026年6月30日時点)
  • 証券コード:6563(東証グロース)
  • URL:https://www.mirai-works.co.jp/

本記事は株式会社みらいワークスの発表をもとに作成されています。

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