セーラー万年筆、長刀研ぎエボナイト万年筆 焔龍を世界450本限定で発売へ
セーラー万年筆(社長:田村光、本社:東京都港区)は、「長刀研ぎエボナイト万年筆 焔龍」を2026年10月24日より発売します。販売は全国のセーラー万年筆製品取扱販売店にて行われ、世界450本(国内225本、海外225本)の限定展開となります。日本画をモチーフにしたカラーエボナイト材を使用するシリーズの第8弾にあたり、シリアルナンバーが刻まれます。
歌川広重の「雲竜」をエボナイト材で表現

今作では歌川広重による「雲竜」がモチーフに採用されました。晩年の広重による、縦長の構図で頭と爪を大胆に切り取った降龍の様子が、エボナイト材に落とし込まれています。
デザイン面ではチラシエボナイト技術を用い、マットな黒をベースに白いチラシ材で荒れ狂う黒雲を、灰色のエボナイトで靄(もや)が包む緊迫感を演出しています。さらに、龍が従える火炎を黄味を帯びた赤のエボナイトを挿し色にすることで表現しています。モチーフを手掛けた広重は、独立前は幕府の消防士にあたる定火消の家系に生まれ、火消しと浮世絵師を兼ねて生活していた経歴を持ちます。古来より水神として信仰され、火災除けの象徴でもある龍を描いた背景には、火消しとしての経験が背景にあるとされています。



職人が手掛ける長刀研ぎペン先とエボナイト軸

ペン先には超大型の21金長刀研ぎペン先(バイカラー仕上げ)が搭載されます。長刀研ぎは限られた職人が製作するオリジナルのペン先で、先端に通常より大きいペンポイントを付け、長刀の刃型のように長く角度を滑らかに研ぎ出しています。ペンを寝かせると太い線、立てると細い線が書ける特長があり、トメ、ハネ、ハライの多い漢字の筆記に適しているほか、同じ字幅のスタンダードペン先と比べて太い線を筆記でき、筆圧をかけなくても滑らかな書き心地を実感できるとしています。
本体の蓋栓、蓋、胴、大先にはエボナイト材を採用しました。三色を重ねたエボナイト材に一色を散りばめた仕様で、一本一本を削り出して磨き上げています。
製品仕様とセット内容
製品の主な仕様は以下の通りです。
- 品名:長刀研ぎエボナイト万年筆 焔龍(限定450 本)
- 希望小売価格:275,000 円(本体価格250,000 円)
- 字幅:中細・中字・太字
- ペン先:21 金/超大型、長刀研ぎ
- 金属部品:金メッキ仕上げ
- 本体サイズ:φ20×152.1mm(クリップ部含む)、36.2g
- セット内容:長刀研ぎエボナイト万年筆 焔龍1 本、万年筆用ボトルインク 50m(l 焔龍)1 個、万年筆用インク吸入器コンバーターゴールド1 個(本体内蔵)、クリーニングクロス1 枚、カートリッジインク(ブラック)2 本、万年筆使用説明書1 部、製品説明書1 部、万年筆品質保証書1 部
- パッケージ:専用パッケージ(212×154×68mm)
製品の取り扱いに関する問い合わせは、ユーザーサービス(0120-191-167)で受け付けています。
本記事はセーラー万年筆の発表をもとに作成しました。
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