Dellows News

旅行者の63.8%が旅先で眠れないと回答 Morghtの睡眠実態調査

睡眠ブランド「NELL」を運営する株式会社Morghtは、過去1年以内に国内のホテル・旅館・民宿などに宿泊する旅行をした20〜69歳の男女1,000名を対象に、「秋の旅行と旅先の睡眠に関する実態調査」を実施しました。

調査の結果、旅行者の63.8%が旅先で「自宅より眠れない」と感じており、睡眠状態が翌日の観光や旅行全体の満足度、さらには帰宅後の生活にまで影響している実態が明らかになりました。

旅先で眠れない人は6割超 行動や満足度にも影響

旅先で「自宅より眠れない」と感じることがあるか尋ねたところ、「よくある」(20.9%)と「ときどきある」(42.9%)を合わせて63.8%が「ある」と回答しました。男女別では女性が72.0%、男性が55.6%で、16.4ポイントの差が見られました。眠れない理由としては、「緊張・興奮など心理的な要因」(38.6%)が最も多く、次いで「掛け布団・寝具の温度感が合わない」(29.8%)、「マットレス・敷き布団が合わない」(28.1%)、「部屋の温度・湿度が合わない」(25.7%)が挙げられています。

旅先で眠れないことがあると回答した638名のうち、49.4%が直近の宿泊旅行で翌日の予定・行動や体調に影響があったと回答しました。具体的には「強い眠気やだるさを感じた」(19.1%)、「移動中に寝てしまった」(17.2%)、「頭が重い・ぼーっとした」(16.6%)のほか、16.1%が観光の予定を変更・中止したとしています。直近の旅行で「あまり眠れなかった」「まったく眠れなかった」と答えた208名では、翌日に影響があった割合が59.1%に達しました。

旅行全体の満足度においても、よく眠れたと答えた792名では「とても満足」「やや満足」を合わせた満足度が96.0%だったのに対し、眠れなかったと答えた208名では76.4%にとどまり、19.6ポイントの差が生じています。

帰宅後の生活にも波及 対策を行う人は約4割

旅行から帰宅した後に睡眠不足の影響が仕事や家事に残ったかという質問では、全体の36.4%が「残った」と回答しました。旅先で眠れないことがある人では49.2%、直近の旅行で眠れなかった人では49.5%とおよそ半数に上っています。年代別では20代が44.0%、30代が42.0%となり、60代の23.0%を上回る結果となりました。

一方で、旅先でよく眠るための工夫については、全体の60.1%が「特に何もしていない」と答えています。眠れないことがあると答えた638名に限っても56.0%が何もしておらず、行われている工夫は「寝る前に入浴する」(22.5%)や「アイマスク・耳栓を使う」(9.8%)などに留まり、「寝具の良い宿を選ぶ」は7.7%でした。

なお、旅先で眠れないことがある人の88.2%が「旅先ではあまり眠れないと分かっていても、旅行には行きたい」と答えており、全体の79.3%が「旅行から帰宅して、自分のベッド・布団に入る瞬間が一番ほっとする」と回答しています。

宿選びでの睡眠環境重視は1割 今後は関心が高まる可能性も

現在、宿を選ぶ際に「寝具・睡眠環境」を重視している人は10.4%(8項目中7位)にとどまるものの、今後「よく眠れるかどうか」を基準に宿を選びたいと答えた人は54.6%となりました。

ホテルや旅館で使われているマットレスの芯材については55.8%が「わからない」と答え、構造の違いまで理解している人は9.5%にとどまりました。宿泊施設向けのマットレスはコイル(スプリング)を芯材にしたタイプが中心であるという情報を提示したところ、同じ回答者の使用意向は情報提示前の66.9%から提示後は71.7%へと4.8ポイント上昇しました(McNemar検定 p<0.01)。

久留米大学の理事長・学長であり日本睡眠協会の理事長を務める内村直尚先生は、「重要なのは、旅先でもできるかぎりいつもどおりの就寝時間を守ることです」と指摘しています。宿泊先でよく眠るためのポイントとして、自分に合う枕やアイマスクなどの持参、就寝時間を決めた旅程づくり、飲酒を控えること、部屋の環境設定(40フォン以下、30ルクス以下、湿度50-60%、室温19-26℃目安)、温泉入浴は就寝の1-2時間前までに済ませることなどを挙げています。

調査概要および関連情報

株式会社Morghtは、東京都港区南青山3-1-34 3rd MINAMI AOYAMA 6Fに本社を置き、代表取締役を土井皓貴氏が務める企業です。睡眠ブランド「NELL」製品の企画・販売を行っています。

本調査の概要は以下の通りです。

  • 調査名:秋の旅行と旅先の睡眠に関する実態調査
  • 調査期間:2026年9月25日〜9月28日
  • 調査方法:インターネット調査(QiQUMO)
  • 調査対象:全国の20〜69歳の男女のうち、過去1年以内に国内のホテル・旅館・民宿などに宿泊する旅行をした人(出張のみの宿泊は除く)
  • 有効回答数:1,000名(性別・年代で均等割付)

本記事は株式会社Morghtの発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間