福井県高浜町に高浜公園ソラノワが開園 隈研吾氏らが設計
福井県高浜町は、同町薗部に整備した「高浜公園ソラノワ」を開園し、2026年9月6日にオープニングイベントを開催しました。園内では地元の園児らが参加したテープカットや看板の披露が行われたほか、建築家の隈研吾氏と地元の高校生らによるトークセッションも実施されました。子どもたちの遊びと多世代の交流を促す場として、高浜町の自然を採り入れた空間が整備されています。

高浜の自然と建築が一体となった遊び場


高浜公園ソラノワは、青葉山や若狭湾といった地域の自然をデザインに取り込んだ公園です。敷地内には青葉山をイメージした屋根付きの遊び場「アオバテント」が設けられ、屋外の芝生や地形の起伏、坂道、洞窟のような空間などを通じて、子どもが自ら遊び方を発見できる設計となっています。

園内にはベビールームや授乳室、休憩室などの設備も整えられており、家族で過ごしやすい環境が作られています。設計は、隈研吾建築都市設計事務所を主体とし、遊具協力の㈱ジャクエツ、公園協力の㈱日本海コンサルタントによる「隈研吾・ジャクエツ・日本海コンサルタント設計共同体」が担当しました。

園児のテープカットや隈研吾氏のトークセッションを実施

開園日に行われた「高浜公園ソラノワ オープニングセレモニー&イベント」では、町内の園児と関係者がテープカットに参加しました。園児たちの手形で「ソラノワ」の文字をかたどった看板もお披露目されています。
また、隈研吾氏と高校生らによるトークセッションでは、建築と地域の未来をテーマに対話が繰り広げられました。式典の終了後は、子どもたちがアオバテントの遊具や芝生の起伏を巡り、新しい遊び場を体験しました。
多様な人材による運営と今後の展開
同公園の指定管理は、一般社団法人高浜みらい共創ファームとNPO法人おひさまによる共同事業体が担います。一般社団法人高浜みらい共創ファームは地元出身者や都市部のエンジニア、起業家などが参画する組織で、高浜町で初となるB型就労の場として障がいのある人々が公園を支える仕事を担う点も特徴としています。

同法人の共同代表を務める浅野容子氏は、多様な人が関わり知恵や技術を持ち寄ることで「みんなで育て、未来につなぐ公園」にしていきたいとコメントしています。同じく共同代表の塗野直透氏は、都市部の若者と地域の人々との連携を深め、高浜町の魅力を町内外へ広げていきたいとの考えを示しました。高浜町と運営者は、ソラノワを日常の遊び場や多世代がつながる場所として育てていく方針です。

施設概要
- 所在地:福井県大飯郡高浜町薗部第40号7番地1
- 入園料:無料
- 開園時間:公園・トイレは24時間利用可、アオバテントは9:00~18:00
- 敷地面積:公園面積 8,450㎡ / 建築面積 1,000㎡
- 公式サイト:https://takahama-soranowa.jp/
本記事は一般社団法人高浜みらい共創ファームの発表をもとに作成しました。
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