株式会社Shake、求人運用支援先107社の実測データを分析したレポートを発表
求人媒体の運用代行サービス「HRShaker」を運営する株式会社Shakeは、支援先107社の実運用データを集計・分析したレポートを公開した。調査では、求人原稿のクリック率が高いにもかかわらず応募が集まらない背景について、給与や勤務条件などの応募判断における障壁に着目した分析が行われている。

求人を出しても応募が来ない際、多くの企業は写真やキャッチコピーの変更、文章の加筆など原稿の書き直しを行う傾向がある。しかし同社の実測データによると、検索結果上の求人が求職者に選ばれる確率を示すクリック率が5%を超えている場合でも、応募につながらない事例が確認されている。クリック率が高い求人は見せ方の面で選ばれているものの、求人を閲覧した後の要素が求職者の離脱を引き起こしていることが示されている。
給与や勤務条件が応募判断の障壁に
「クリック率5%超・Web応募0件」の求人群を個別に確認したところ、職人・製造・ドライバー・資格職などの採用難職種を中心に、給与が地域相場並みかそれ以下である例がみられた。
具体的な実例としては以下の数値が挙げられている。

- 自動車関連業(北陸・職人職):クリック率7.4%、Web応募0件
- 製薬業(北陸・総務/倉庫職):クリック率15.7%、Web応募3件
厚生労働省の一般職業紹介状況によると有効求人倍率は1.18倍(2026年6月)と求職者優位が続いており、求職者が複数の求人を比較しやすい環境にある。さらに中央最低賃金審議会において2026年度の最低賃金は全国加重平均1,176円への引き上げが答申されており、地域全体の賃金相場が切り上がる中で給与条件を据え置くことが相対的な見劣りにつながる可能性が示されている。
条件面や応募導線の見直しを推奨
同社では、「クリック率5%超・Web応募0件」の状態が2週間続いた場合、原稿の再修正だけでなく条件面と応募導線をあわせて点検することを推奨している。改善のポイントとして以下の内容を挙げている。
- 給与を地域相場+αへ見直す
- 手当の新設や休日改善など求人票に記載できる改善を1つ作る
- 応募フォームの項目数削減や「面接1回」の明示など応募のハードルを下げる
株式会社Shakeの概要
株式会社Shakeは、富山と東京の2拠点で中小企業の支援を行う企業である。
- 会社名:株式会社Shake
- 所在地:富山県富山市上袋599−1/東京都目黒区青葉台2-17-11 202
- 代表者:西野集
- 事業内容:中小企業向け採用支援サービス「HRShaker」の運営
- 会社URL:https://shakeinc.co.jp/
本記事は株式会社Shakeの発表(厚生労働省「一般職業紹介状況」2026年6月分、中央最低賃金審議会「2026年度地域別最低賃金額改定の目安」答申を含む)をもとに作成。
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