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アステリア、AI業務プラットフォームに自動テストと脆弱性チェック機能を搭載へ

東京都渋谷区に本社を置くアステリア株式会社(代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853)と、同社の100%子会社であるアステリアキャンバス株式会社(代表取締役:工藤亮太)は、AIネイティブ業務プラットフォーム「Platio Canvas AI」(プラティオ キャンバス エーアイ)および「Bakusoku.AI」(バクソク エーアイ)に新機能を搭載することを発表した。

生成したアプリの実用性を高めるため、動作検証と不具合修正をAIで自動対応する「AI自動テスト機能」と、脆弱性をAIで自動確認する「AI脆弱性チェック機能」の2つが新たに追加される。人がテストを行い修正指示を出す従来の手作業を自動化し、業務システム構築後の品質向上と改善サイクルの高速化を図る。

新機能開発の背景

政府の「骨太の方針2026」においてAI・半導体が成長戦略17分野の筆頭に位置づけられるなど、全産業で「AIトランスフォーメーション(AX)」を加速する方針が示されている。自然言語による指示で業務システムを構築するAIコーディングの普及が進む一方で、既存のAI開発ツールではテスト工程が別途必要となるケースが多く、ツールの設定や手動での確認工数が課題となっていた。

こうした状況から、実運用に向けたログインなどの認証操作、データの登録・更新、画面遷移といった検証を効率的に実行できる機能への需要が高まっていた。

2つの新機能の概要と仕様

今回発表された機能のうち、「AI自動テスト機能」は10月14日に搭載された。システムの仕様や画面構造、処理フローからテスト項目や操作手順をAIが自律的に整理・構築し、ブラウザを起動して実運用に即した画面や動作を自動検証する。検証結果のレポート生成から問題のタスク化、製品修正プロセスへの連携と再テストまでを一貫して自動で行う仕組みで、処理内容に応じて最適なAIモデルを使い分ける。

一方、10月30日搭載予定の「AI脆弱性チェック機能」は、業務利用に必要となるセキュリティや脆弱性の有無を自動でチェックする機能となる。これにより、AIによって生成したシステムを安全に利用できる環境の実現を目指す。

今後の展開

アステリアとアステリアキャンバスは、品質確認やセキュリティ機能の強化に加え、社内データや既存システムとのスムーズな連携環境を拡充する方針だ。専門知識の有無や企業規模を問わず、中小企業から大企業までの幅広いユーザーが自らAIを活用した業務変革を推進できるよう、AXの普及に貢献していくとしている。

対象プラットフォームと会社概要

発表された製品およびアステリアの概要は以下の通り。

製品概要

  • Bakusoku.AI( https://bakusoku.ai/ ):業務内容を理解したAIが最短3分で業務システムを自動生成し、改善・保守・運用を継続的に支援するプラットフォーム。
  • Platio Canvas AI( https://platio-ai.com/canvas-ai/ ):チャットで業務要件を伝えることでAIが最短3分で業務ソフトウェアを自動生成し、セキュリティやガバナンス機能、外部システム連携を備えたプラットフォーム。

アステリア株式会社の概要

  • 所在地:東京都渋谷区
  • 代表者:代表取締役社長 平野洋一郎
  • 証券コード:3853
  • 公式サイト:https://jp.asteria.com/
  • 主な製品・事業:データ連携ツール「ASTERIA Warp」(1万社を超える企業が導入)、デジタルコンテンツプラットフォーム「Handbook X」、現場向け業務アプリプラットフォーム「Platio」、AI/IoTプラットフォーム「Gravio」などを展開。企業向けJPYC入出金管理サービス「JPYC Gateway」やロボットアプリケーション向け継続的シミュレーションプラットフォーム「Artefacts」も提供しているほか、ブロックチェーン推進協会やノーコード推進協会の設立にも参画している。

本記事はアステリア株式会社およびアステリアキャンバス株式会社の発表をもとに作成。

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