ライブリッツ、肖像権管理システムFastBiz Rightsを提供開始
スポーツAIおよびスポーツDXソリューションを提供するライブリッツ株式会社は、株式会社ヤクルト球団とのパートナーシップのもと、肖像権管理システム「FastBiz Rights」を構築し、提供を開始した。本システムは、選手の写真や映像等を使用した商品化において、これまで手作業で行われていた売上集計やロイヤリティ計算、経理向けデータ作成などの業務を自動化する。ヤクルト球団の現場課題や運用ノウハウを反映し、業務負荷の軽減と業務品質の向上を図る。
プロ野球球団において、選手の写真や映像を使用したグッズやゲーム、出版物などの商品化は球団経営を支える重要なビジネスとなっている。それに伴い、取引先企業から球団へ支払われるライセンス料から各選手へロイヤリティ(使用料)を分配・支払う肖像権管理業務が発生する。
しかし、権利の種類ごとに異なる算出条件や、一括支払いと売上比例の混在、登場選手数に応じた按分計算や端数処理、確定後の金額訂正・取消などにより、管理すべき情報は多岐にわたる。従来は表計算ソフトやメール、個別の計算ツール、会計システムに業務が分断され、領域をまたぐたびにデータの再入力や突き合わせが必要となっていた。多岐にわたる調整やデータ集計業務が手作業や属人的な体制に依存し、特定の支払時期に担当者の業務負荷が集中することや、新しい企画の立案といった業務を圧迫することが課題となっていた。こうした課題を解決するため、東京ヤクルトスワローズの現場知見とライブリッツ株式会社のノウハウを結集して「FastBiz Rights」が構築された。

FastBiz Rightsの主な特徴
「FastBiz Rights」は、ファンマーケティング支援システム「FastBiz」で培ったプロスポーツ特有の業務要件への知見を権利管理・精算領域へ拡張したシステムであり、以下の特長を備えている。
- 複雑なロイヤリティ計算の自動化:権利の種類や支払い方式、分配先の区分に応じた算出を自動化し、確定後の金額訂正・取消にも対応する。
- 取引先とのやり取りを一元管理するポータル機能:グッズ製造会社などの取引先企業とのやり取りを専用ポータル上で完結させ、申請から承認までの状況を共有する。
- 契約・企画から精算までを貫く一元管理:契約から商品化、売上の集計、精算までの情報を1つの基盤に集約し、データの再入力や突き合わせの手間を解消する。
- 会計システムとの連携による経理業務の効率化:精算結果を球団が利用する会計システムへ受け渡すことで、経理部門での再入力や突き合わせを削減する。
サービスの詳細は専用ページ(https://www.laiblitz.co.jp/fastbiz-rights/)にて案内されている。
今後の展望とエコシステム構想
ライブリッツ株式会社は、ファンクラブやECといったフロントオフィス業務を支援する「FastBiz」に加え、バックオフィスを担う「FastBiz Rights」を提供することで包括的なDXの実現を目指す。さらに、生成AIを活用したスポーツAIソリューションである「FastBiz AIメルマガ」や「FastBall AI」を掛け合わせ、コンテンツ制作やデータ分析の支援も行うとしている。
同社は、バックオフィスの効率化によって創出された時間をファンとのエンゲージメントを高める施策へ投入し、事業成長と業界全体の活性化につなげるエコシステムの実現を掲げている。
会社概要
- 社名:ライブリッツ株式会社
- 代表者:代表取締役 村澤 清彰
- 所在地:本社:東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 9階、大崎AVオフィス:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー3階
- 設立:2011年10月
- 事業内容:スポーツ、地域創生およびエンターテインメントにおけるデジタルイノベーションの実現
- ホームページ:https://www.laiblitz.co.jp/
本記事はライブリッツ株式会社の発表をもとに作成。
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