Dellows News

プランテック、SUTDとシンガポールで建築やAIを巡る国際シンポジウムを開催

株式会社プランテックは、シンガポール工科デザイン大学(Singapore University of Technology and Design、以下SUTD)において、国際シンポジウム「AI, Sustainability, Design Symposium」を2026年9月23日(水)に開催しました。本シンポジウムはSUTDとの共同開催で実施され、鹿島建設株式会社や株式会社大林組、シンガポール大手設計事務所ID Architectsなどが参画しました。当日は基調講演や産学合同ラウンドテーブル、学生向けワークショップが行われ、シンガポール建築家協会(SIA)の会員約100名を含む多くの参加者が集まりました。

世界的に環境負荷の低減とAIやDXといったデジタル技術の導入が急務となる中、建築・建設業界では先端の技術や理論を実際のビジネスや設計現場で活かせる次世代人材の育成が重要な課題となっています。

株式会社プランテックは、建築を企業の経営課題を解決するための戦略的ソリューションと位置づけてグローバル展開を進めています。今回のシンポジウムは、AI・サステナビリティ・デザインの実践的教育に強みを持つSUTDと連携し、次世代の建築環境イノベーターを育成するとともに、建築DXの最新潮流を世界へ発信することを目的として開催されました。

基調講演と日星の専門家による討議

基調講演では、株式会社プランテック代表取締役社長執行役員の小山 直行が、テクノロジーやデザインをビジネス視点と交差させる重要性を説き、従来のスクラップ&ビルドから「Adaptive Reuse(既存建築の再生・リノベーション)」への転換による脱炭素化の推進を提示しました。また、AIスタートアップとの連携や、設計・構造・設備(MEP)をAIでリアルタイムに統合する開発プロセスなど、AI時代の建築DXのビジョンを発表しました。続いて、SUTD 建築サステナブル学部長のKhoo Peng Beng 教授が登壇し、シンガポールにおける持続可能建築の歴史や、AI技術が都市環境・建築デザインに与える影響について講演しました。

「Real vs Future in AI, Sustainability, Architecture」をテーマとしたラウンドテーブルディスカッションでは、Critical Facility Group Pte. Ltd. 会長 兼 シニアコンサルタントのAndrew Mui氏がモデレーターを務めました。パネリストとして以下の専門家が登壇しました。

  • Dr. Immanuel Koh氏(SUTD 助教)
  • 岩下 暢男氏(Kajima Development Pte. Ltd.(鹿島建設グループ) デザインディレクター)
  • Andrew Shuttleworth氏(Obayashi Construction-Tech Lab Singapore(大林組) 最高戦略責任者(CSO))
  • 髙橋 茜氏(清水建設株式会社 土木エンジニア兼プロジェクトマネージャー)
  • Ar. Jin Sung 氏(ID Architects エグゼクティブ・ディレクター)
  • 山田 教彰(プランテック 執行役員)

セッションでは、鹿島建設の実証実験型イノベーション拠点「The GEAR」や万博プロジェクト(KAJIMA TREE)、大林組の建設ロボティクス・3Dプリンティング拠点、清水建設の未来型海洋浮体式都市構想「Green Float」などの事例が紹介され、現場課題と未来像を交えた議論が行われました。

学生向けの実践ワークショップ

SUTDの学生を対象としたワークショップでは、Redevelop, Reposition, Retrofit or Wait? 「再開発か、用途再編か、改修か、静観か?」というテーマが設定されました。

学生チームはシンガポールの商業複合ビルを対象に、AIを思考パートナーとして活用しながらシステム思考で分析を行いました。二酸化炭素排出量と費用のトレードオフを検証した上で、「再開発」「用途再編」「改修」「静観」のいずれかを提案する課題に取り組みました。株式会社プランテックをはじめとする日星のプロフェッショナルがメンターを務め、学生の提案に対して直接フィードバックとアドバイスを提供しました。

開催概要と企業情報

シンポジウムの概要および主催企業の概要は以下の通りです。

イベント概要

  • イベント名:AI, Sustainability, Design Symposium
  • 日時:2026年9月23日(水) 13:00〜18:30
  • 会場:シンガポール工科デザイン大学(SUTD)
  • 主催:株式会社プランテック、シンガポール工科デザイン大学(SUTD)
  • ゴールドスポンサー:KAJIMA OVERSEAS ASIA PTE. LTD.(鹿島建設株式会社)、株式会社大林組
  • シルバースポンサー:株式会社オリバー

株式会社プランテック 会社概要

  • 代表者:代表取締役社長執行役員 小山 直行
  • 本社所在地:東京都千代田区
  • 事業拠点:東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、那覇、ベトナム、タイ、シンガポール、メキシコ
  • 事業内容:都市計画に関するコンサルティング業務、一般建築の設計監理業務、プロジェクトマネジメントに関する業務、コンストラクションマネジメントに関する業務、ファシリティマネジメントに関する業務、インテリアコーディネートに関する業務、ファシリティに関するコンサルティング業務、不動産の売買、賃貸借、仲介及び管理、デジタルコンテンツの企画、開発、デザイン、制作、運営及び管理業務、イベント及び展示会の企画及び運営業務
  • 公式サイト:https://plantec.co.jp

本記事は株式会社プランテックの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間