栄養不足による白髪改善の可能性、薄毛・白髪に悩む女性の半数以上が認知せず
一般社団法人SKINLABOは、薄毛・白髪の悩みを経験した女性300人を対象に実施したアンケート調査の結果を発表しました。栄養不足が関係している白髪について、不足している栄養素を補うことで改善する場合があるという説明に対し、「あまり知らなかった」「まったく知らなかった」と回答した人が合計53.3%(160人)に上りました。一方、髪のために食事や栄養で取り組んでいることとしては、タンパク質や食事全体のバランスへの意識が上位に挙がっています。
栄養不足による白髪の改善、53.3%が「知らなかった」と回答

調査では、栄養不足が関係している白髪について、不足している栄養素を補うことで改善する場合があるという説明をどの程度知っていたかを尋ねました。その結果、「あまり知らなかった」が32.7%(98人)、「まったく知らなかった」が20.7%(62人)となり、合わせて53.3%(160人)が十分に知らなかったと回答しました。

一方で、「なんとなく知っていた」は40.0%(120人)、「よく知っていた」は6.7%(20人)にとどまりました。
減量と抜け毛の関係は69.0%が認知も過剰摂取リスクの認知は5.0%
食事や栄養と髪の関係について知っていた内容(複数回答)では、「極端な食事制限や急激な減量によって、抜け毛が増えることがある」が69.0%(207人)で最多となりました。次いで「鉄など一部の栄養素の不足が、脱毛に関係することがある」が33.3%(100人)でした。
一方で、「栄養不足がない場合、サプリを追加しても髪への効果が期待できるとは限らない」は20.0%(60人)、「知っていたものはない」は18.7%(56人)でした。さらに「一部の栄養素は、摂りすぎるとかえって脱毛につながることがある」は5.0%(15人)にとどまり、栄養素の過剰摂取による影響などは十分に認知されていない実態が浮き彫りになりました。
髪のための取り組みは「タンパク質」「食事全体のバランス」が上位
髪のために食事や栄養について取り組んでいること(複数回答)を尋ねた項目では、「タンパク質を意識して摂っている」が39.0%(117人)で最も多く、次いで「野菜や海藻などを含め、食事全体のバランスを意識している」が38.3%(115人)となりました。「特に取り組んでいない」は31.3%(94人)でした。
このほか、「鉄や亜鉛を含む食品を意識している」が22.0%(66人)、「極端な食事制限や急激な減量を避けている」が18.3%(55人)、「ビタミンやミネラルのサプリを飲んでいる」が18.0%(54人)、「髪を目的としたサプリを飲んでいる」が2.3%(7人)、「その他」が0.7%(2人)という結果でした。自由記述では、卵・大豆製品・肉・魚を取り入れる工夫がみられた一方、摂取すべき量や内容への迷い、継続の難しさといった声も寄せられました。
専門医は極端な偏食や特定栄養素の過剰摂取に注意喚起
調査結果を受け、皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)の髙田美子医師は、栄養不足のある人で不足を補う治療によって髪の色が戻った報告はあるものの限られており、「白髪の改善を期待して、特定の栄養素だけを極端に多く摂ることは避けましょう」と指摘しています。ミネラルの一種であるセレンのように、過剰摂取が脱毛の原因になる例もあるとしています。
また、日々の食事においては主菜に主食や野菜を組み合わせることが基本であるとし、食事制限が続いている場合や白髪に加えて抜け毛・体調の変化が気になる場合は医療機関に相談するよう呼びかけています。
調査概要
- 調査名:女性の薄毛・白髪に関する悩みのアンケート調査
- 調査主体:一般社団法人SKINLABO
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:薄毛・白髪の悩みを経験した女性300人
- 調査実施期間:2026年9月8日〜2026年9月10日
- 集計方法:回答300件を集計
- 回答者年代:10代〜70代、中央値40代(30〜40代が69.7%)
本記事は一般社団法人SKINLABOの発表をもとに作成しています。
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