ソーシャルギフトとギフトカードの利用実態調査、贈呈経験1位はLINEギフトの18%
マーケティングリサーチ会社「リサート」(インタビュールーム株式会社)は、全国の20〜59歳の男女800名を対象に実施した「ソーシャルギフトに関する調査」の結果を発表した。主な10サービス(同社選定)を対象に認知や利用状況を調べたところ、全体の73%がいずれかの名前を知っており、使ったことがある人は54%にのぼった。利用傾向としては、ソーシャルギフト系は他人に贈る人が多い一方、ギフトカード系は自分用として使う人が上回る結果となった。
認知はAmazonギフトカード、贈呈経験はLINEギフトが1位

各サービスについて状況を聞いたところ、認知ではAmazonギフトカードが50%、LINEギフトが42%となり、3位のQUOカードPay(29%)を引き離した。使ったことがある人の割合でも両者が全体の25%前後で並び、3位以下は13%までにとどまった。

一方で、他人にギフトとして贈った経験では順位が入れ替わり、LINEギフトが18%、Amazonギフトカードが10%となった。贈った経験が10%以上となったのはこの2サービスのみで、ほかの8種はいずれも5%未満となっている。


ソーシャルギフトとギフトカードのそれぞれ5種を比較すると、ソーシャルギフト系は他人に贈った人が自分用に使った人を上回ったのに対し、ギフトカード系は自分用に使った人が他人に贈った人を上回った。ただし、ソーシャルギフト系のうちgifteeは自分用に使った人が他人に贈った人を上回っている。これについて同社は、法人・自治体向けのgiftee for Businessも展開され、アンケートの謝礼やキャンペーンの景品に使われているような点が影響している可能性があるとしている。

男女別(各400名)の利用傾向では、ソーシャルギフト系のいずれかを他人に贈ったことがある人は女性が28%、男性が17%と女性が上回った。ギフトカード系を他人に贈った経験は女性16%、男性17%で同程度となった。
各サービスの名前を知っている人のうち、実際に使ったことがある人の割合は、LINEギフトで61%、Amazonギフトカードで51%、giftee(ギフティ)で50%だった。知っている人が少ないため参考値とされるanatae(あなたへ)も61%となったほか、残る6サービスは3割から4割だった。
また、2026年5月に本格提供が始まった楽天ソーシャルギフトは、サービス開始から5か月が経過した調査時点(10月2日〜3日)で、認知が14%、使ったことがある人は全体の4%だった。使ったことがある人の割合は、認知が近いnanacoギフトと同じ4%となっている。
調査概要
- 調査手法:インターネットでのアンケート調査
- 配信パネル:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
- 調査期間:2026年10月2日〜3日
- 調査対象:全国在住、20〜59歳 男女
- 有効回答:800サンプル(男女各400名・年代均等割付)
- 調査主体:リサート (インタビュールーム株式会社)
※小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合がある。本文中の数値は小数点以下第1位を四捨五入した整数で表記。市場の性年代構成比にあわせた集計(ウエイトバック集計)は行われておらず、因果関係を検証したものではない。
本記事はリサート(インタビュールーム株式会社)の発表をもとに作成。
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