ピーティックスとCCC、企業向けコミュニティ創造で提携
ピーティックスとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)が業務提携に向けた基本合意を締結し、企業・自治体向けに統合型のコミュニティマーケティングソリューションの提供を開始する。
デジタル化が加速する中、企業は顧客との深いつながりと共感を生み出すための新たなマーケティング戦略を求めている。特にコミュニティマーケティングやコンテンツマーケティングといった双方向のコミュニケーションは、企業と顧客の絆を深め、持続的な成長を実現するための可能性を秘めている。
ピーティックスは年間520万人以上のイベント参加者データを保有し、イベント・コミュニティ運営において豊富な実績と知見を有する。一方、CCCグループは全国にTSUTAYA、蔦屋書店、SHARE LOUNGEといったオフラインの場を有し、データベースマーケティングを強みとしている。
両社は、それぞれの強みを活かし、コミュニティマーケティングの経験と文化・エンタテインメント分野における「体験創造」に関する知見を活用し、企業と人々をつなぐ持続的なコミュニティの創造に取り組む。また、オフラインイベントの「熱量」とオンラインコミュニティの「持続性」を兼ね備えた新しいマーケティングソリューションを提供する。
業務提携を通じて、CCCがイベント企画・運営を行い、ピーティックスのプラットフォームで企業とコミュニティメンバー間の双方向のコミュニケーションを活発化させることで、サービス・製品への理解と愛着を深める。また、CCCのデータベースマーケティングの知見をもとに、イベント参加前の潜在顧客へのアプローチや参加後のフォローアップの全体設計を行い、コミュニティの発展によるビジネスの成長に貢献する。
さらに、自治体や行政団体による地域の魅力発信をオフライン・オンラインで支援するソリューションの提供や、商業施設のイベント告知を最適化する仕組みなども創り出し、新規顧客の獲得と既存顧客のロイヤリティ向上を支援する。
リリースを記念し、12月12日にコミュニティマーケティングをテーマとしたオンラインイベントを開催する。ファンづくりと顧客体験の創出に関心のある企業・自治体の参加を呼びかけている。