生命保険選びでネット検索利用者の23.2%が3社以上を比較 独自分析で判明
生命保険に関する口コミ・情報サイト「保険の決め手」を運営する株式会社Open Insuranceは、2026年10月、生命保険加入者4,176人から過去に取得したアンケート回答データを用いて実施した新たなクロス集計の結果を公表しました。元となるアンケートは2024年12月に実施したもので、同一回答者の複数項目を掛け合わせて分析しています。分析の結果、情報収集手段や家族構成、年代によって保険選びの行動や目的に違いがあることが分かりました。

情報入手媒体によって異なる比較社数
生命保険を検討する際に「インターネット検索」を情報入手媒体として利用した496人と、利用していない3,680人について比較した保険会社数を集計したところ、インターネット検索を利用した人では「2社」が25.2%、「3社以上」が23.2%となり、2社以上を比較した人は48.4%でした。一方、利用していない人では2社以上を比較した割合は18.5%にとどまり、「3社以上比較」では非利用者の6.9%に対して16.3ポイントの差が生じています。

一方、「生命保険会社の営業職員」を情報入手媒体として選択した1,837人と、選択していない2,339人を比較したところ、営業職員から情報を得た人では60.9%が他の保険会社と比較せずに加入していました。営業職員を利用した人で2社以上を比較した割合は12.0%であり、利用していない人の29.9%と比べて17.9ポイント低い結果となっています。なお、本分析は各項目間の回答傾向の違いを示したものであり、特定の情報収集方法が比較行動を引き起こすなどの因果関係を示すものではないとしています。

比較社数の多さと検討期間・面談回数の関係
比較した保険会社数と加入までにかかった期間の集計では、他社比較を行わなかった2,163人において69.3%が検討開始から1か月以内に加入していました。これに対し、3社以上を比較した370人では1か月以内に加入した割合が42.4%にとどまり、26.9ポイントの差が確認されました。2社を比較した人では「3か月以内」が44.1%となり、「1か月以内」の42.8%をわずかに上回っています。

面談回数についても、他社比較をしなかった人では56.9%が1回の面談で加入を決めていたのに対し、3社以上を比較した人では1回が39.5%、3回以上面談した人が31.1%となりました。比較なし層で3回以上面談した人は12.8%であり、18.3ポイントの差がみられました。

家族構成や年代による加入目的・情報源の違い

子どもの人数と加入目的のクロス集計では、「万一のときの家族の生活保障」を加入目的とした割合は、子どもがいない回答者で25.1%でした。これに対し、子どもが1人いる回答者では41.7%、2人では46.5%、3人以上では44.5%となり、「子ども2人」と「子どもなし」の間には21.4ポイントの差がありました。
年代と情報入手媒体の関係では、生命保険会社の営業職員を利用した割合が30代で30.7%、40代で38.8%、50代で48.9%、60代で51.0%と年代が上がるにつれて高くなり、30代と60代で20.3ポイントの差となりました。インターネット検索の利用率は30代が14.2%、40代が14.0%、50代が10.2%、60代が10.3%となっています。

調査・分析概要
- 調査対象:生命保険に加入している方
- 有効回答数:4,176件
- 元調査実施期間:2024年12月10日~2024年12月27日
- 調査地域:日本国内
- 調査主体:「保険の決め手」(運営:株式会社Open Insurance)
- 分析実施時期:2026年10月
- 分析方法:2024年12月に取得した既存のアンケート回答データについて、同一回答者の「情報入手媒体」「比較検討社数」「検討期間」「面談回数」「加入目的」「家族構成」「年代」等を新たに掛け合わせてクロス集計
※本調査はアンケート回答者4,176人の傾向を示すもので、日本国内の生命保険加入者全体の傾向を必ずしも示すものではありません。
本記事は株式会社Open Insuranceの発表をもとに作成しました。
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