ウィーメックス、薬局向け生成AI服薬指導提案機能を10月下旬より正式提供へ
PHCホールディングス株式会社傘下のウィーメックス株式会社は、薬局業務支援の新機能「生成AI服薬指導提案機能」を10月下旬より正式に提供開始する。本機能は、薬局業務支援システム「生成AI薬歴入力支援サービス」の追加オプションとして提供される。薬剤師が服薬指導時に患者へ確認・説明する際の参考情報を自動で提案し、業務を支援する。

開発の背景と経緯
薬剤師による服薬指導では、受付時の処方内容に加え、過去の処方や薬歴、症状、副作用などを踏まえて患者ごとに確認事項を判断することが求められる。しかし、限られた時間の中で過去の薬歴を確認しながら必要な情報を整理することは、薬剤師の負担となる場合がある。
ウィーメックス株式会社はこうした業務を支援するため、2025年9月より一部の提携薬局を対象にモニター提供を開始し、実際の運用を想定した検証を重ねてきた。その検証結果や薬剤師による評価を踏まえ、提案内容の具体性や確認・説明時の参考となる内容の分かりやすさを中心に改善を行い、正式提供に至った。
今回の改善では、単に提案する情報量を増やすのではなく、受付時の処方内容や過去の薬歴を踏まえて薬剤師が確認すべき事項を把握しやすい形での提示が重視された。主な改善点は以下の通りである。
- 確認事項の候補をより分かりやすく提案:受付時や前回の処方内容、過去の薬歴を踏まえ、患者に応じた確認事項の候補を提示する。
- 処方変更を捉えた服薬指導提案を追加:「新規追加」「前回からの変更」など処方内容の変化に着目した提案を行う。
- 過去の薬歴を踏まえた継続的な提案:過去の薬歴から確認された症状、副作用、患者の状態など前回までの服薬指導内容を踏まえた提案を行う。
- 具体的な提案への見直し:「副作用に注意」といった一般的な内容に加え、低血糖、注射部位、めまい、筋症状など具体的に確認しやすい内容を提案する。
- 確認する目的ごとに提案内容を整理:「患者確認」「副作用」「受診目安」「使用方法」「相互作用」「生活・注意・保管」など、目的別に情報を整理して選択しやすくする。
ウィーメックス株式会社は、グローバルヘルスケア企業であるPHCホールディングス株式会社の事業子会社で、医療DXを推進するヘルスケアIT製品・サービスを提供している。
- 所在地:東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF渋谷ガーデンフロント14F
- 代表者名:代表取締役社長 高橋秀明
本記事はウィーメックス株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



