トゥギャッター株式会社は2024年5月1日、X(Twitter)のポスト(ツイート)を見やすいブログ形式で保存するサービス「Twilog(ツイログ)」の有料プランをスタートした。月額300円(税込)で自動更新とツイートの無制限取得が可能となり、ユーザーページの広告非表示にも対応している。

有料プラン加入の導線はユーザーページの更新ボタンの下に表示される。プランに加入したユーザーは最新のツイートを自動で取得する「自動更新」が利用可能となり、ツイートの取得数制限も撤廃される。さらに快適にTwilogを利用できるよう、「ユーザーページの広告非表示」にも対応した。

今後は有料プラン加入ユーザー向けの新機能として、「いいねやブックマークの取り込みと全文検索」や「X社提供のアーカイブからのインポート」などの実装も予定。さらにBlueskyやMastodonといったSNSのログへの対応も構想中だ。

無料でのTwilog利用も引き続き可能となっているが、手動での更新が必要なほか、1ヶ月あたりのツイート取得数の上限が2500となる。なお、これらの制限や有料プランの内容は、今後の状況に応じて変更となる可能性がある。

Twilogは、個人開発者のロプロス(@ropross)氏が2009年から開発・運営してきたサービスだ。Twitter APIの有償化に伴い2023年4月から新規ツイートの取得ができない状態になっていたが、トゥギャッターが買収し、Togetterとの統合により2023年5月にサービスを再開した。

Togetterは、Twitterのタイムラインからユーザーが自由にツイートを抽出し、リアルタイムに編集・公開できる「ツイートまとめサービス」だ。一瞬でつぶやきが流れていってしまうTwitterから「Togetter」で話題ごとにツイートを抽出してまとめることで、ツイート単体では得られなかった価値を生み出すことが可能だ。