株式会社Sanuは、「Live with nature. 自然と共に生きる。」をコンセプトに掲げるライフスタイルブランドだ。同社は今夏、東京・中目黒に地球を愛する人々が集うラウンジ「SANU NOWHERE」をオープンする。

SANU NOWHEREには、宮崎県青島のタコスレストラン「SANBARCO」が東京初出店する。SANBARCOは、メキシコの伝統製法と日本の風土に合わせたオリジナルタコスとナチュールワインを提供する。また、スペシャルティコーヒーショップ「ONIBUS COFFEE」も出店し、こだわりの自家焙煎コーヒーを楽しめる。

SANU NOWHEREの建築設計は、武田清明建築設計事務所が担当。「地球の質量を感じる」をテーマに、エントランスとラウンジに各地から集めた大きな自然岩「大地のかけら」を設置するという。武田清明氏は、都市の中で自然を感じる空間、自然の中で未来を感じる空間をデザインすることを得意とする建築家だ。

SANU NOWHEREでは、週末に自然を題材とした映画の上映や音楽・トークイベントも開催される予定。スノーボードやサーフィン、クライミング、自然環境問題など、自然に関する様々な映像作品を、ワインを片手に鑑賞できるスペースが用意される。

Sanu創業者兼ブランドディレクターの本間貴裕氏は、「自然で遊ぶことが大好きな人たちと友達になりたい」「山に、海に共に入っていく仲間が欲しかった」という思いから、SANU NOWHEREを立ち上げたと語る。本間氏は、自然好きが気軽に集える空間の必要性を感じ、「今日の山最高だったね」「明日はどこの海に向かおうか」といった会話ができる場所を目指したという。

Sanuは、人と自然が共生する社会の実現を目指し、人が自然と調和し、楽しく健康的に地球で暮らし続けるために必要なことを発信していく。SANU NOWHEREは、そんなSanuの思いが詰まった、自然を愛する人々の新たな拠点となりそうだ。