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イマジンワンワールドの代表理事選任めぐる訴訟で東京高裁が控訴棄却の手嶋側勝訴判決

一般社団法人イマジンワンワールドは、元社員X氏らから手嶋信道代表理事の選任決議が不存在であるとして提起されていた訴訟の控訴審において、東京高裁がX氏らの控訴を棄却し法人(手嶋)側が勝訴する判決を下したことを発表した。判決は令和8年9月24日付で、手嶋信道氏が同法人の代表理事であることが認められた。同法人は代理人弁護士を篠田貴和氏が務めている。

理事選任をめぐる訴訟とこれまでの裁判経緯

今回の訴訟は、手嶋信道氏を理事に選任する社員総会決議の不存在確認を求めてX氏らが提起していたものとなる。令和8年2月27日の第一審(東京地裁)で請求が棄却された後、令和8年9月24日の控訴審(東京高裁)においても控訴が棄却され、法人・手嶋側の勝訴となった。

同法人と関係者を巡っては、これまでにも複数の法的手続きが行われている。

  • 令和4年6月1日(保全抗告審・東京高裁):X氏が代表理事でないことを定める仮処分申立事件において、東京高裁が原決定を取り消して同法人の申立てを認可(法人・手嶋側勝利、X氏の職務停止)
  • 令和5年1月11日(保全抗告審・東京高裁):手嶋氏に関する職務執行停止・職務代行者選任仮処分申立事件において、東京高裁がX氏の抗告を棄却(法人・手嶋側勝利)
  • 令和7年6月26日(東京高裁):前代表理事・髙倉慶応氏が経営する蝶屋株式会社(福岡県久留米市/呉服店「きもの蝶屋」)の利益相反取引事件において、東京高裁が違法な利益相反取引を認定し、蝶屋株式会社へ332万2,966円および遅延損害金の支払いを命令(法人・手嶋側勝訴)

制作費4億円以上のKIMONO返還請求

一般社団法人イマジンワンワールドは、所有する制作費4億円以上の着物・帯等を蝶屋株式会社に預けている。

手嶋代表理事はX氏を支援する蝶屋株式会社に対し、令和3年4月から着物・帯等の返還を求めているものの、蝶屋側は手嶋氏が代表理事であることの確証が持てないとして現在も返還に至っていない。

今回の東京高裁判決により手嶋氏が代表理事であることが認められたことを受け、同法人は蝶屋株式会社に対して着物・帯等の引渡しをこれまで以上に強く求める方針を示している。支援を行ってきた各国大使館やスポンサー、制作者、ボランティアの思いに応えるため、一日でも早く着物・帯を公開できるよう努力するとしている。

KIMONO PROJECTの概要

一般社団法人イマジンワンワールドは、世界のKIMONOを通じて平和のメッセージを発信する「KIMONO PROJECT」を展開している。

プロジェクトの概要は以下の通りである。

  • 制作内容:世界全ての国・地域と難民選手団をモチーフにした213着のKIMONO(振袖・帯)を制作
  • デザイン:各国の大使館にヒアリングを行い、その国が大切に思う自然・文化・歴史をデザイン
  • 制作:日本各地の着物作家や職人に制作を依頼
  • 制作資金:1カ国につき200万円、総額4億円以上の制作資金は全額寄付で集め、全額を制作者に支払い。メンバー全員がボランティアで活動
  • 役割:各国を描いたKIMONOを通じて互いの文化を知る架け橋を担う

同法人はこれまで、東京オリンピック、パリオリンピック関連イベントやラグビーワールドカップ、サミットG7、G20、TICAD7、国連75周年記念式典などで活動を行っている。

関連リンク:

  • 公式サイト:https://iow.or.jp
  • 世界各国の着物一覧:https://kimono.piow.jp/kimonolist.html

本記事は一般社団法人イマジンワンワールドの発表をもとに作成されています。

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