辻堂ゆめの新作ミステリ残火が発売前重版に続き3刷を決定
株式会社東京創元社は、辻堂ゆめ氏による新作ミステリ小説『残火(ざんか)』について、発売前の重版に続き3刷が決定したことを明らかにしました。
本作は大藪春彦賞を受賞した『トリカゴ』で活躍した刑事が再び難事件に挑む作品で、刊行後に全国紙の書評やラジオ、WEBメディア、SNSなど各種媒体で取り上げられています。
作品のあらすじと反響
『残火』は、14年前に起きた産院放火殺人事件の被害者遺族三名を、加害者の息子・湊川潤が誘拐する展開から始まるミステリ作品です。取り調べを担当する警視庁の羽山圭司と高尾署の森垣里穂子に対し、湊川は加害者家族として歩んだ過酷な日々を一方的に語り、「殺人事件の加害者家族と被害者遺族──一つ選べと言われたら、あなたはどちらになりたいですか?」と問いかけます。二人が真意を掴めないなかで管内に新たな凶悪事件が発生し、物語が展開します。
本作は発売前に重版が決定したほか、刊行後も各メディアで紹介され、3刷の重版が決まりました。なお、選考会は2026年10月22日(木)16時より行われる予定です。
著者・辻堂ゆめ氏の経歴

辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)氏は1992年神奈川県生まれで、東京大学を卒業しています。東京大学法学部卒業後に会社員を経て専業作家となり、現在は4人のお子さんを育てながら執筆活動を続けています。

2014年に『夢のトビラは泉の中に』が第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞に選ばれ、翌年に同作を改題した『いなくなった私へ』でデビューしました。2021年には『十の輪をくぐる』で第42回吉川英治文学新人賞候補となり、2022年に『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞しています。他の著書には『あの日の交換日記』『答えは市役所3階に 2020心の相談室』『サクラサク、サクラチル』『山ぎは少し明かりて』『二人目の私が夜歩く』『ダブルマザー』『今日未明』などがあります。
- タイトル:残火(ざんか)
- 著者:辻堂ゆめ
- 判型:四六判仮フランス装
- ページ数:378ページ
- 初版:2026年8月28日
- ISBN:978-4-488-02953-1
- Cコード:C0093
- 写真:mykhailo pavlenko/Shutterstock.com Om Yos/Shutterstock.com erica bartel photography/Getty Images
- 装幀:アルビレオ
発行元の概要
本作を刊行する株式会社東京創元社は、東京都新宿区に拠点を置く出版社です。代表取締役は渋谷健太郎氏が務めています。
- 所在地:〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5
- URL:https://www.tsogen.co.jp/np/index.html

本記事は株式会社東京創元社の発表をもとに作成しています。
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