飛鳥未来きずな高等学校、宮城県で2026年10月に集中スクーリング実施へ
学校法人三幸学園が運営する飛鳥未来きずな高等学校は、2026年10月6日(火)から10月9日(金)まで、宮城県の登米本校を中心とした「集中スクーリング」を実施します。全国9キャンパスから約50名の生徒が参加し、農業体験や栄養調理実習、ドローン操縦体験、宿泊を伴う共同生活などに取り組みます。希望者が3泊4日で対面授業を受ける選択制の授業で、実際に手を動かし考える体験を通して人や地域との関わりを学びます。
宮城県登米市の地域性を生かした農業体験と食育



本校が所在する宮城県登米市の田畑に囲まれた環境を生かし、農業体験や収穫した食材を使った調理実習を行います。農業体験では野菜の成長サイクルや環境の重要性、生産者の苦労や喜びを学び、日常生活と農業とのつながりを考えます。栄養調理実習では「学ぶ・作る・食べる」という食育を通じて健康や栄養の大切さを学び、仲間との協働作業を通して生活に必要な知識や技能を身につけます。これらは単なる体験活動にとどまらず、単位取得にもつながる集中スクーリングの中心的な学びです。


協力企業である有限会社おっとちグリーンステーション総務科の主藤氏は、作業の背景やつながりを考えることで農業の奥深さや面白さを感じてほしいとした上で、「農業体験を通して、『何のために働くのか』『誰のために働くのか』を考え、これから仕事を選ぶ際のやりがいやモチベーションについて考えるきっかけになればうれしいです」とコメントしています。
旧大川小学校を訪れる震災学習と「自分たちにできること」の探究
スクーリング期間中には、宮城県石巻市にある震災遺構・旧大川小学校を訪れ、東日本大震災について学ぶ総合探究の時間も設けられています。被災の事実を通して人間の生死について考え、今を生きる自分たちに何ができるのか、災害に備えるために何ができるのかを考える機会とします。
現地では「大川伝承の会」共同代表の佐藤敏郎氏による講話も予定されています。佐藤氏は東日本大震災で大川小学校に通っていた娘を亡くした経験を持ち、教訓を後世に伝え、自分たちにできることを問いかける伝承活動を続けています。
共同生活を通じた自立とコミュニケーションの育成
3泊4日のプログラムでは、宿泊を伴う共同生活そのものも重要な学びと位置づけられています。生徒は体調管理や時間・ルールの遵守、身支度、学習の振り返りなどを通じて社会生活の土台となる力を養います。班編成は全国9キャンパスの生徒が混ざり合うように配慮されています。
さらに2026年度からは、自立を促す取り組みとして仙台駅までの集合および解散を生徒自身が各自で行う形を取り入れています。普段とは異なる環境での挑戦や仲間との関わりを通じて、達成感を得ながら自己の可能性に気づくことを目指しています。
開催概要
- 名称: 飛鳥未来きずな高等学校 集中スクーリング 2026
- 日程: 2026年10月6日(火)~10月9日(金)
- 開催地: 飛鳥未来きずな高等学校 登米本校、震災遺構・旧大川小学校、キボッチャ(旧野蒜小学校)など
- 参加者: 全国9キャンパスの生徒 約50名
- 主な内容: 農業体験(アグリカルチャーIA)、栄養調理実習(栄養調理IA)、総合探究(災害と防災/震災・津波学習)、ドローン操縦体験、宿泊を伴う共同生活、特別活動
- 協力・関係者: 河北新報トラベル株式会社、大川伝承の会 共同代表 佐藤敏郎氏、有限会社おっとちグリーンステーション、道の駅米山 駅長 山崎準一郎氏、貴凛庁株式会社、長沼ボート場クラブハウス(※資料記載の協力・関係者に基づく)
本記事は学校法人三幸学園の発表をもとに作成されています。
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