JFEテクノリサーチ、電池評価や材料評価など11種の技術リーフレットを公開
JFEテクノリサーチ株式会社は、電池評価、腐食試験、化学物質規制対応、材料評価、先端分析・解析技術分野を中心とした11種の技術リーフレットを新たに公開した。電動化の進展やカーボンニュートラルへの対応、製品の高耐久化、グローバルな化学物質規制の強化といった背景を受け、ものづくりの課題解決に向けた技術サービスを紹介している。
電池・電動化および腐食・耐久性評価分野の技術
電池・電動化分野向けには、露点制御雰囲気下で加熱・加圧状態を維持しながらインピーダンスと変位を同時に測定し、全固体電池の界面の機械応答と電気応答を評価する技術や、溶接機電源を用いて定格運転特性および溶断特性を評価するBusbar(大型ヒューズ)の特性評価技術が公開された。
腐食・耐久性評価分野では、溶融亜鉛・亜鉛合金めっきの腐食量をその場で連続的に把握して寿命予測およびLCC評価を行うモニタリング技術や、JASO M609-24 B法、C法およびFord社の規格に対応したシャワー方式の複合サイクル腐食試験(CCT)が紹介されている。また、実使用条件を模擬した冷熱繰り返し試験によってセラミック成型品の耐久性を評価する手法も提示された。
材料評価・構造解析および化学物質規制対応分野
材料評価・構造解析分野では、フォトグラメトリを用いて加工品全領域の外面ひずみを高精度に測定するARGUSシステムによる評価や、三次元計測機に搭載した白色光スキャナによりアルミ箔や樹脂フィルム等の薄物サンプルのたるみ傾向を解析・可視化する技術がまとめられている。さらに、液体窒素を用いて低温域における対象材の変態挙動を調査する鋼材・薄鋼板の低温フォーマスター試験も含まれる。
化学物質規制対応分野においては、化学物質規制、安全性情報、ナノマテリアルリスク評価を支援するサービスのほか、新規材料開発の規制対応について相談を受け付ける化学物質規制相談窓口の案内が公開された。
先端材料分析分野と会社概要
先端材料分析分野では、Atom-Location by CHanneling-Enhanced MIcroanalysis(ALCHEMI)法の発展手法である高角度分解能電子チャネリングX線分光法(High-Angular-Resolution Electron-Channeling X-ray Spectroscopy: HARECXS)などを活用し、STEM-EDX分析により添加元素の原子サイト占有率を定量的に評価する技術が紹介されている。
同社は材料、環境、エネルギー、インフラ分野を横断する分析・評価・解析・試験サービスを展開しており、不具合の原因究明から性能向上の要因分析、改善提案までの技術支援を行っている。
- 社名:JFEテクノリサーチ株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル4階
- 事業内容:試験・測定・分析・評価・コンサルティング・計測装置開発など
本記事はJFEテクノリサーチ株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



