オロ、トヨタプロダクションエンジニアリングのZAC導入事例を公開
株式会社オロは、株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング(TPEC)におけるクラウドERP「ZAC」の導入事例を公開しました。TPECは、プロジェクト予算と実績の管理においてExcelへの手作業による転記や二重入力などの課題を抱えていました。ZACの導入によりデータの一元管理を実現し、プロジェクトごとの予実状況をタイムリーに把握できる体制を整えています。

導入前の課題とシステム選定のポイント
TPECでは、プロジェクトごとにExcelで予実管理表を作成していましたが、従来利用していた受発注システムでは見込み数値を入力できず、手作業での転記に伴う二重入力や入力漏れが発生していました。また、原価の集計がプロジェクト終了後になるため予算超過に早期に気づけないケースもあり、会社全体の着地見込みの精度向上が求められていました。
システム選定にあたり、TPECは1つのパッケージですべての業務をカバーするのではなく、業務ごとに最適なシステムを使い分ける方針をとりました。3つのシステムを比較検討した結果、APIが公開されており他システムとの連携がしやすい点や、導入コストを抑えられる点が評価され、ZACが採用されました。現在は財務会計、工数管理、経費精算、請求書、BIツールなど複数のシステムとZACを連携させ、経営数値のハブとして活用しています。

業務効率化と内部統制の強化

ZACの導入によって、プロジェクト発生時に作成していたExcelの予実管理表は不要となりました。新規プロジェクト登録時に発行される「ジョブナンバー」に見積、受注、発注、検収、売上、仕入、工数登録などの業務処理を紐づけることで、予算と実績のデータを集約しています。
調達業務では、担当者がZACで購入・発注申請を行うと発注書登録画面にデータが引き継がれるシングルインプット化を実現しました。これにより、月600件程度ある発注処理において、毎月約600回分の二重入力を削減しています。さらに、勤怠・工数管理システムとの連携により労務費を各プロジェクトの原価へ自動反映する仕組みを構築したほか、仕入登録が完了しないと売上計上できない制御や処理期日を過ぎた際のアラート表示など、内部統制の強化も図られています。
今後の展望と両社の概要
TPECは今後、ZACの活用を進めてプロジェクト予実の差異が大きい案件の原因を分析し、収益改善やプロジェクト進行中の迅速な対策実行につなげていく方針です。
株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング
- 所在地:〒811-4157 福岡県宗像市アスティ1丁目6番地
- 設立:2007年4月
- 資本金:4億円
- 代表者:代表取締役社長 江里 義憲
- 事業内容:自動車に関するデジタルデータを基軸とした生産準備、設備開発設計、品質データ管理などを手がけるエンジニアリング企業
- URL:https://www.tpec.co.jp/

株式会社オロ
- 所在地:東京都目黒区
- 代表者:代表取締役社長執行役員 川田 篤
- クラウドERP「ZAC」サービスページ:https://www.oro.com/zac/
- TPEC導入事例インタビュー:https://www.oro.com/zac/casestudy/tpec.html
本記事は株式会社オロの発表をもとに作成しました。
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