ワイズ合同会社、一次情報と照合するアプリ ファクトチェックAIを正式ローンチ
ワイズ合同会社は、文章に含まれる事実に関する主張を公的記録や原典などの一次情報や報道などの二次情報まで遡って照合するアプリ「ファクトチェックAI」(iOS・Android)を正式にローンチしました。
独自の検証エンジンを用い、生成AIによる理解・推論とルールに基づくコードによる検証・制御を交互に重ねることで、正確さと速さの両立を図っています。AI自身に真偽の判断を委ねず、出典へのリンクとともに根拠を示す仕組みが採用されています。

一次情報と照合する3段階の検証フロー
ファクトチェックAIは、文章を貼り付けて実行すると3段階の工程で確認を進めます。
- 論点を取り出す:文章の中から事実として確認できる主張を「論点」として取り出し、意見や評価、将来の予測は対象外として分類します。
- 資料と照合する:論点ごとに法令・国会会議録・政府統計などの一次情報を優先し、必要に応じて報道などの二次情報も参照して照合します。
- 根拠とともに示す:資料との関係をラベルで示し、根拠の説明と出典へのリンクを添えます。
関係ラベルは「資料と一致」「おおむね一致」「資料と一致せず」「資料・見解が分かれる」「裏付け確認できず」「事実確認の対象外」の5種類が用意されており、主張と資料の関係性を示します。照合する主な一次情報には、法令・条例、国会会議録・質問主意書と答弁書、閣議決定、政府統計、各省の大臣記者会見録・首相談話、政党の公約、判例、学術論文、国際機関や外国政府の公表資料などが含まれます。
多層構造の独自検証エンジン「ミルフィーユAI方式」




同アプリの検証エンジンは、一度のAI処理で結論を出さず、複数の工程を重ねて進める「ミルフィーユAI方式」を採用しています。各工程の性質に応じて生成AIとルールに基づくコードの役割を分担させ、多層的に組み合わせています。
根拠が十分に確認できない場合は無理に結論を出さず、「裏付け確認できず」として調べた範囲とともに示す設計となっています。
文章は最大4万字まで貼り付け可能で、文の切れ目で区切って冒頭から順に確認する「続き検証」機能も備えています。また、処理完了後に入力の全文は保存されず、確認履歴は端末内に保存されるなどプライバシーに配慮されています。
料金体系と今後の展開
アプリの利用にあたってはAppleまたはGoogleでのサインインが必要となり、初回は3回分(3クレジット)を無料で利用できます。
- 対応:iOS/Android(Web版は今後提供予定)
- 無料分:3回分(3クレジット、有効期限なし)
- 1回に検証できる文字数:400字(購入したクレジット残高がある場合は600字、バリューパック残高がある場合は800字)
- 所要時間:目安はおよそ1〜4分
- クレジットパック(アプリ内課金・有効期限6か月):
- スターターパック:6クレジット 500円(税込)
- スタンダードパック:12クレジット 1,000円(税込)
- バリューパック:28クレジット 2,000円(税込)
今後はWeb版の提供や照合対象となる一次情報の拡充を進めるほか、企業・団体に向けた法人向けプランの提供も検討されています。
- 会社名:ワイズ合同会社
- 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木3-16-12 六本木KSビル5F
- 設立:2019年3月
- 事業内容:AIを活用したアプリケーションの企画・開発・運営
- 公式サイト:https://factcheckai.jp
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6806619432
- Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.factcheckai.app
- お問い合わせ:support@ysllc.net
本記事はワイズ合同会社の発表をもとに作成しました。
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