STRIX、教育共創基盤Hirakuのα版提供と岡山市での活用実証を開始
岡山市に本社を置く株式会社STRIXは、学校と地域企業や専門講師をつなぐ教育共創プラットフォーム「Hiraku – ひらく -」(α版)の提供および活用実証を開始した。本サービスは、「GovTech Challenge OKAYAMA」における教育課題の解決を目指したプロジェクトの実証運用として採択されたものである。今年中に岡山市内の小・中学校で実証実験を行い、教員の外部連携における負担を一気通貫で支援するとしている。
開発の背景にある学校現場の4つの課題
学校現場では探究学習やキャリア教育(職業講話・出前授業等)の重要性が高まる一方、地域や企業との連携において教員個人の人脈や検索スキルへの依存による「連携先探索の負担」や、都度の電話・メールによる「個別調整の煩雑さ」が存在している。
さらに、新しい連携先への挑戦に伴う手間から毎年同じ内容になりがちな「前年踏襲の心理的障壁」や、担当教員の異動によってノウハウが学校に残らない「実績・ノウハウの属人化」といった課題も挙げられている。同社は、こうした個人努力頼みの構造から脱却し、教員が安心して新しい教育連携に取り組める仕組みが必要とされているとしている。

教育連携プラットフォーム「Hiraku – ひらく -」の機能

「Hiraku – ひらく -」は、小学校~高校の教員を対象とし、校内のPCから地域企業や専門家などの教育資源にアクセスして探索から日程調整、依頼までを一括で行えるプラットフォームである。講演会、職業講話、企業見学、体験活動、探究学習、進路ガイダンス等で地域企業とのマッチングが可能となっている。主な特徴は以下の通りである。

- 授業起点の情報整理:会社情報ではなく「対象学年・テーマ・実施形式・所要時間」で整理されており、授業テーマを入力することで候補を検索できる。
- 地域企業と専門家(70名超)の一括検索:地域企業情報とSTRIXの専門講師陣を同一基盤で検索・比較でき、問い合わせ・依頼から実施記録の蓄積、評価の活用までをワンストップで完結できる。
- 学校の共有資産化:依頼・実施記録・評価が蓄積されるため、教員の異動後も学校にノウハウが継承される。
また、個人情報を公開・取扱わない設計や教育委員会公認の枠組みを採用し、教員が利用しやすいインターフェースを導入している。
実証実験で目指す定量指標と今後の展開
岡山市との連携のもとで進められる本実証では、以下の3つの定量指標を目標として掲げている。
- 高いアクション率:検索後に「お気に入り登録」「問い合わせ」等の初回アクションを行う参加教員の割合 70%以上
- 探索時間の短縮:初回利用時の候補探索時間を「15分以内」、継続利用時を「5分以内」へ短縮(従来は数日~数週間)
- 意識の変化:「不安感が下がった」「連携に踏み出しやすい」と回答する教員の割合 70%以上

同社はこれまでにも岡山高等学校との連携など高校現場で「学内塾モデル」を運営し、総合型・学校推薦型選抜においてSTRIX全体で2025年度合格率96.4%を達成したほか、教員の年間で週5時間程度の業務効率化などの実績を持つ。今後は岡山市内の小・中学校での実証を経て、公立学校に限らず私立の小・中学校や高等学校への導入を進める予定としている。
会社概要
- 社名:株式会社STRIX
- 代表者:代表取締役:福澤惇也
- 所在地:〒700-0821 岡山県岡山市北区中山下1丁目11番15号 新田第1ビル402
- 電話番号:050-6883-8195
- メール:info@strix-sougougata.com
- 営業時間:10:00〜22:00(土日祝除く)
本記事は株式会社STRIXの発表をもとに作成しました。
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