SwellがTypeGO利用データ分析を発表 短時間でもタイピング速度向上
株式会社Swellは、提供する学校向け英語学習プラットフォーム「TypeGO(タイプゴー)」の全国の学校における利用データを分析した結果を発表しました。
本分析は2025年5月22日から2026年8月20日までの有効な学習データ27万7,102件(56校、3,541ユーザーアカウント)を対象に実施されたものです。短時間の英語タイピングを通じた学習において、入力速度の向上や語彙の定着、自己調整的な学習行動などの傾向が確認されたとしています。
短時間の継続利用で89.3%の児童生徒が入力速度を向上
英単語や英文のタイピング課題を6回以上利用した2,949名の学習データを分析したところ、利用開始時の最初の3回と最後の3回の平均入力速度(1分あたりの入力語数=WPM)の比較において、89.3%の児童生徒で入力速度の向上がみられました。
開始時点の技能水準別では、キーを探しながら入力する10WPM未満の層を含め、すべての層で平均WPMが上昇したほか、分析対象となったすべての学校で平均WPMが上昇しました。なお、対象となった2,949名のうち89%は週2日以内の利用で、1日あたりの学習時間の中央値は3.7分でした。この結果から、英語学習の中に数分の入力機会を取り入れることでタイピング技能を育成できる可能性が示されています。
1日4分で約64語の入力とリスニング機会を日常的に確保


1日の学習時間が2〜4分だった8,284件(1,691名)の学習データを分析した結果、入力語数の中央値は約64語となりました。TypeGOの課題や設問には音声が付いており、出題時に英単語や英文が読み上げられる仕様となっています。
分析対象には、英単語・英文を見て入力する課題のほか、和文英訳や単語テストなど自分で英語を思い出して回答する課題も含まれています。短時間の学習であっても、毎回まとまった量の英語入力と音声接触の機会が確保されていることが示唆されています。

反復学習により単語定着率が上昇し自動採点で教員負担も抑制
同じ課題に2回以上取り組んだ「児童生徒×単語テスト」5,380組(1,508名)の分析では、正答率の中央値が初回の47.1%から最終回には76.9%へ上昇しました。10回以上取り組んだ933組においても、正答率の中央値は1回目の40.0%から10回目の73.3%まで段階的に上昇しています。児童生徒が手応えや難しさに応じて取り組み回数を調整する学習行動がうかがえます。

また、システムによる自動判定機能により、分析期間中に累計約281万件の回答が自動判定・即時フィードバックされました。これは利用者30人・1か月あたり中央値約6,000件に相当し、児童生徒ごとの反復学習に対して教員の採点や添削業務を発生させずに対応したとしています。

なお、これらの結果はTypeGOの利用データ上で確認された変化や傾向を示すものであり、同プラットフォームの利用のみを原因とする因果関係を示すものではないと同社は説明しています。
調査概要および会社概要
今回の調査概要および株式会社Swellの概要は以下の通りです。
調査概要
- 調査主体:株式会社Swell
- 対象:TypeGOの全国小中学校での学習データ
- 対象期間:2025年5月22日〜2026年8月20日
- 有効データ数:277,102件(56校、3,541ユーザーアカウント)
- 主な分析項目:WPM、学習時間、入力文字数、単語テスト正答率、再挑戦回数、回答数など
会社概要
- 会社名:株式会社Swell
- 所在地:長野県上水内郡信濃町
- 代表者:青波美智
- 設立:2022年
- 事業内容:学校向け英語学習プラットフォーム「TypeGO」の開発・運営
- 会社ホームページ:https://swell-inc.com/
- サービスサイト:https://type-go.com/
本記事は株式会社Swellの発表をもとに作成。
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