広島県が2026年11月にグリーンボンド発行へ、大和証券が全国で販売
大和証券株式会社(代表取締役社長 荻野明彦)は、広島県(横田美香知事)が2026年11月に発行を予定するグリーンボンドについて、広島県内2か所の支店をはじめ全国の大和証券窓口で取り扱うことを発表した。
本債券は法人投資家を対象としており、1,000万円から購入できる。調達された資金は、2050ネット・ゼロカーボンの実現に向けた取り組みの一環として、県有施設の更新・改修や水害対策などに充てられる予定だ。
債券の概要と発行計画
広島県によるグリーンボンドの発行は今年度で4回目となる。5年債として50億円程度が発行される計画で、主幹事会社は大和証券株式会社(事務)および三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が務める。
本債券の概要は以下の通り(配信時点の予定であり、今後変更となる可能性がある)。
- 名称:広島県令和8年度第5回公募公債(グリーンボンド・5年)
- 年限:5年満期一括債
- 発行額:50億円程度(各公債の金額1,000万円)
- 購入対象:法人投資家向け
- 発行時期:令和8年11月(予定)
- 適合性評価:第三者機関である株式会社日本格付研究所より、国際資本市場協会(ICMA)によるグリーンボンド原則2021及び環境省グリーンボンドガイドライン2022年版への適合性について評価を取得
購入した投資家は投資表明を行うことができ、投資表明を行った投資家名は後日、広島県ホームページ上で公表される予定となっている。
調達資金の使途とプロジェクト
調達資金は、エネルギー消費量の削減や自然災害リスクに対する防災機能強化を目的とした事業のうち、一部または全部に充当される。対象となる主なプロジェクト区分と事業例は以下の通り。
- 生物自然資源及び土地利用に係る環境持続型管理:森林整備の推進をはかるために必要な林道の整備、浅海域での藻場造成等における良好な漁場環境の保全
- エネルギー効率:県庁舎及び県有施設の設備の更新・改修(照明のLED化等)、信号機の新設・改良(LED化)
- クリーン輸送:公用車の電動化
- 再生可能エネルギー:小水力発電所の設置に対する補助、県有施設への太陽光発電設備の設置
- グリーンビルディング:認証取得(予定含む)をする省エネルギーに配慮した施設整備
- 気候変動への適応:河川改修(浸水被害の軽減)、ため池の整備、土砂災害防止施設の整備、高潮に対する海岸保全


購入企業向けの環境保全活動支援メニュー

本債券を購入した投資家に向けては、環境保全活動を支援するメニューが用意されている。
- 「環境の日」ひろしま大会における企業ブース出展料の免除(対象:2社)
ブースを出展し、環境活動の取組を紹介する。
- 産業廃棄物関連講習会の案内及び講習資料への協賛表記(対象:1社)
講習の案内および使用テキストに協賛表記を行う。
- 環境学習の案内チラシへの協賛表記(対象:1社)
案内チラシに協賛表記を行う。
- 海岸清掃を行う団体へ配布する正装用品(ビブス、タオル等)への企業名の記載(対象:20社)
清掃用品に企業名を記載する。
- 「環境白書」に、グリーンボンドの投資企業として企業名を掲載(対象:原則購入いただいた企業)
毎年度9月議会に提出している環境白書内のコラムページに企業名を掲載する。
- 広島県の環境情報サイト「ecoひろしま」にグリーンボンド投資企業として紹介(対象:原則購入いただいた企業)
サイト内のグリーンボンドのページにおいて、企業名とHPリンクを掲載する。
- 緑化センター内の学習展示館における看板設置(対象:希望する企業)
令和9年4月にリニューアルオープンする学習展示館内において木製プレートの看板を設置し、取り組み概要および購入企業を掲載する。
本記事は大和証券株式会社の発表をもとに作成。
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