松山東高SGH部、英語発音学習アプリと学習プログラム開発で提携
三井物産グループのMoon Creative Labが開発する英語発音学習プログラム「GORIL」と、愛媛県立松山東高等学校のSGH部が提携し、英語のディスカッションやディベート力向上を目指す学習プログラムの開発に取り組むことが発表された。
GORILは発音やイントネーションを視覚的に理解できる独自の特許技術を活用しており、SGH部の生徒13名と英語専科教員が協力して、英語四技能のうち「聞く」「話す」能力の向上に特化したプログラムを開発する。同部で過去に学習した単語や例文にGORILの見える化ツールを組み合わせることで、効率的に英語の「音」を学ぶことができ、ディスカッションやディベート能力の大幅な向上が期待されている。
SGH部の顧問を務める片岡敦子教諭は、今回の取り組みが英語スピーキング能力強化を目指す生徒たちにとって大きな一歩であり、GORILとの連携によって新たな発音学習の可能性が広がると述べた。また、GORIL事業責任者の吉田敏氏は、今後の松山東高校全体や愛媛県内での導入拡大に期待を寄せている。
GORILの「発音の見える化ツール」は2024年1月に特許を取得しており、「イントネーションの見える化ツール」についても特許申請を準備中とのことだ。
今回の提携により、最先端のテクノロジーを活用した英語学習プログラムの開発が進められ、生徒たちの英語コミュニケーション能力向上に寄与することが期待される。