セイスイ工業の特許リリースがプレスリリースアワード2026のBest101に選出
水処理や汚泥処理を手がけるセイスイ工業株式会社が2026年5月27日に発表したプレスリリースが、株式会社PR TIMES主催の「プレスリリースアワード2026」において「Best101」に選出され、最終審査へ進出しました。対象となったのは、放射性セシウム汚染土壌の減容化に向けた特許技術に関する発表です。同アワードには4,236件のエントリーがあり、その中から選考が行われました。
4,236件のエントリーからBest101に選出
株式会社PR TIMESが2026年10月1日に発表した「プレスリリースアワード2026」は、プレスリリース発信文化の普及と発展を目的に2021年に開始されたアワードです。利用企業を限定せず、1年間に公に発信されたプレスリリースを対象に、社会性や公共性、共感性、将来性などの視点から審査が行われます。
2026年は審査体制を刷新し、一次審査12名、二次・最終審査10名の計22名が審査を担当しました。全エントリーを確認する一次審査と、通過案件を別の審査員が審査する二次審査を経て、セイスイ工業が発表した「【特許取得】放射性セシウム汚染土壌を“分けて減らす”独自技術を開発。最終処分量の低減と再利用促進へ」を含む101件が「Best101」として最終審査へ進みます。
審査員からは、除染土壌という社会課題を起点に技術の特徴から導入メリットまで端的に整理されている点や、難解な発明名称を分かりやすい表現に翻訳している点などが評価されています。
選出対象となった汚染土壌の分級・減容化技術
選出対象となったリリースでは、セイスイ工業が取得したデカンタ型遠心分離機による分級処理技術について紹介されています。
放射性セシウムが粘土などの細かな粒子に吸着しやすい性質に着目し、土壌を粒の大きさで分けることで、従来は回収されにくかった細かな土粒子も回収して再利用候補となる土を増やすことを目指しています。また、汚染物質が多く含まれる粒子を分離・濃縮することで、最終処分が必要となる土壌量の低減につなげる考え方に基づいています。なお、回収した土の再利用には汚染の程度などに応じた確認が必要です。
該当の特許情報は以下の通りです。
- 特許番号:特許第7858412号
- 発明の名称:デカンタ式遠心分離装置、その分級点設定方法および分級処理方法
- 特許取得日:令和8年5月1日
千葉県千葉市若葉区上泉町424-18 ちばリサーチパーク内に本社を置くセイスイ工業は、代表取締役を井本 謙一が務め、1974年4月に設立されました。排水や汚泥処理のプランニングをはじめ、処理プラントやデカンタ型遠心分離機などの機器レンタルを展開しています。
本記事はセイスイ工業株式会社の発表をもとに作成しました。
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