SENSYと両備システムズが提携 AI需要予測連携の新機能を2027年3月提供へ
感性解析AIを開発するSENSY株式会社と株式会社両備システムズは業務提携を発表した。両備システムズのアパレル業向け基幹システム「Sunny-Side for Retail」とSENSYのAI需要予測技術を連携させた新機能の開発を進め、2027年3月(予定)より段階的に提供を開始する。新商品の初期投入量の予測精度向上などを通じ、アパレル企業のサプライチェーン最適化を目指す。
業務提携の背景と目的
アパレル業界では、気候変動や消費者ニーズの多様化、流行変化の加速により需要予測の難易度が高まっている。既存商品の予測手法が普及しつつある一方、販売実績のない新商品の初回投入量を適切に見極めることは難しく、過剰在庫による値下げ販売や廃棄ロスが業界共通の課題となっている。
こうした課題を解決するため、アパレル業界における需要予測AIの導入実績を持つSENSYと、同業界向け基幹システムで実績を持つ両備システムズが連携した。両社の知見を組み合わせることで、データドリブンな商品計画および在庫運営の実現を図る。
開発を進める新機能の特長
両社が開発する新機能では、「Sunny-Side for Retail」に蓄積された販売・在庫・売上データに加え、商品属性や消費者嗜好データを活用する。これにより、販売実績のない新商品の初期投入量(初回ロット)の予測精度を高め、販売開始前の仕入・生産計画における過剰在庫や欠品リスクの抑制を図る。
また、予測結果をシステム上でリアルタイムに連携させることで、発注計画、店舗配分、店舗間移動、マークダウンの最適なタイミングや率の判断までを一貫して支援する。データ収集や分析の自動化により属人化を解消し、再現性の高い組織的な意思決定を可能にするとしている。
適正な仕入計画と在庫調整による商品ロスの削減も目指す。なお、SENSYの導入事例(特定企業での導入事例、同社調べ)では、廃棄ロス率 15%改善、値引ロス率 9%改善、在庫回転率 12%向上といった成果が確認されている。
展示会「FaW TOKYO 秋」での紹介を予定
2026年10月に開催される展示会「FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)秋」の両備システムズブースにおいて、SENSYのAI需要予測技術や両社による連携の取り組みが紹介される予定となっている。
- 展示会名:FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)秋
- 会期:2026年10月7日(水)~10月9日(金)
- 会場:東京ビッグサイト
- 主催:RX Japan合同会社
両社の会社概要
株式会社両備システムズ
- 所在地:岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12 杜の街グレースオフィススクエア4階
- 代表者:代表取締役上席執行役員COO 小野田 吉孝
- 設立:1969年12月
- 事業内容:公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供、ソフトウェア開発、データセンター事業等
- WEBサイト:https://www.ryobi.co.jp/
SENSY株式会社
- 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16階
- 代表者:代表取締役CEO 渡辺 祐樹
- 設立:2011年11月
- 事業内容:人工知能開発事業
- WEBサイト:https://sensy.ai/
本記事はSENSY株式会社の発表をもとに作成。
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