花の国日本協議会とインパック、プラ使用量を約5割削減したフラワースリーブを発売へ
一般社団法人花の国日本協議会とインパック株式会社は、従来品に比べてプラスチック使用量を約5割削減した量販店向けフラワースリーブ「well-blooming ハーフスリーブ」を共同開発し、2026年10月1日に発売します。この取り組みは、花の国日本協議会が推進する「well-blooming project」の一環として、農林水産省「令和8年度持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」の助成を受けて実施されました。全国で年間約5億枚が使い捨てされていると推計されるフラワースリーブにおいて、プラスチック使用量の削減(Reduce)を目指します。
量販店用フラワースリーブは紙化などの取り組みも進められているものの、利便性や価格の面からOPPフィルム製の利用が根強く、切り替えには時間を要する見通しとなっています。そこで過渡期の施策として、スリーブの丈を短くし、厚みを薄くするサイズダウンの工夫が採用されました。


本商品では、量販店に並ぶ花束のおよそ7割の商品群をカバーしている(インパック社調べ)汎用サイズの従来品(丈550×上幅300×下幅50mm)から寸法を見直すとともに、OPPフィルムの厚みを40ミクロンから30ミクロンに変更しました。これにより、1枚あたりの重量が7.01gから3.39gへ減少し、プラスチック使用量を51.64%削減しています。
販売サイト内での価格は、比較対象の従来品から約2割安く設定されています。仮に年間廃棄枚数とされる5億枚のうち7割にあたる3.5億枚が本サイズに切り替わった場合、理論上は年間で約1,267トン(126.7万kg)のプラスチック削減につながる計算としています。
首都圏の量販店で実証実験を実施し作業性や売上を検証

商品化にあたり、昨年度(令和7年度)には農林水産省の事業の中で、首都圏の量販店協力のもと実証実験が行われました。サイズダウンしたフラワースリーブ(有効寸法丈500→350mm)を「季節の花束」などの定番商品に使用し、一昨年度の同期間売り上げ数量と比較したところ、売り上げへの影響は遜色ない結果となりました。
また、陳列時にフィルム下部に水がつかず作業がしやすいという現場の声や、加工ラインでも問題なく作業できたという報告が得られています。店頭アンケートに回答した74名のうち85%が「今後、花を購入する際に環境への取り組みがある花売り場を利用したい」と回答しました。



実証実験の概要は以下の通りです。
- 実施期間:2025年10月14日〜約1ヶ月間
- 協力店舗:東急ストア(あざみ野店・三軒茶屋店、二子玉川ライズ店・プレッセプレミアム東京ミッドタウン店)、小田急OX(新百合ヶ丘店・経堂店・相模大野店・相模原店)、その他量販店2店
- 協力企業:インパック株式会社、株式会社ランドフローラ、株式会社ゼントクコーポレーション
- 環境コンサルティング:株式会社これやこの



商品の仕様と販売概要

- 商品名:well-blooming ハーフスリーブ
- サイズ:丈400mm(有効寸法350mm)×上幅250mm×下幅60mm / 厚み30ミクロン / 蒸れ防止のPH(有孔)加工
- 販売ロット:100枚 単位
- 価格:オープン価格
- 販売サイトURL:https://www.impack.co.jp/?srsltid=AfmBOoqf5DHVpM12joikY-47-NNri2jmUZqQsk0cuu87f0c4TkVnUaP1
- 発売開始:2026年10月1日
- 問い合わせ先:インパック株式会社 東京営業所(TEL 042-569-8792 / 問い合わせフォーム https://impack-corporation.jp/contact/)
発表元の概要
インパック株式会社
- 所在地:東京都東大和市南街1-11-13
- 代表者:代表取締役 守重へきろう
- 設立:1968年11月27日(創業1936年)
- 資本金:5,000万円
- 事業内容:生花用包装資材(フラワースリーブ等)の企画・製造・販売、生花加工機械・鮮度管理用品の輸入・販売、量販店向け生花売り場のリテールサポートなど
- URL:https://impack-corporation.jp/
一般社団法人 花の国日本協議会
- 事務局:東京都港区南麻布1-6-30 5F
- 理事長:井上 英明(株式会社パーク・コーポレーション 代表取締役)
- 公式サイト:https://hananokuni.jp/
本記事は一般社団法人花の国日本協議会の発表をもとに作成しました。
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