三共食品が外食産業向け事業を分社化 新会社SANKYO FOODSへ承継
調味料や加工食品の製造・販売を手がける三共食品株式会社は、2026年10月1日付で外食産業向け事業を分社化し、新会社「SANKYO FOODS株式会社」へ吸収分割により承継した。

同社は第50期の売上高60億円に続き、第51期においても売上高63億円を突破している。今回の分社化により、経営基盤の強化と意思決定の迅速化を図り、グループとしての第60期・売上高100億円達成を目指すとしている。
分社化の背景と目的
三共食品は1975年の設立以来、乾燥野菜や天然調味料エキスの製造などを展開してきた。近年は主力商品の好調やDX推進、全国への営業拠点拡大などにより事業規模を拡大している。
第52期を迎えるにあたり、変化する食市場への対応や外食業界に向けたサービス向上、専門性の深化を目的に外食産業向け事業の分社化を決定した。事業特性に応じた迅速な経営判断と組織運営を行うことで、グループ全体の企業価値最大化を図る。
代表取締役の中村俊之氏は、今回の分社化について、目指す「100億企業」とその先にあるグローバル展開へ向けた重要な構造改革であるとコメントしている。
第52期の社内テーマと重点施策
三共グループは第52期の社内テーマとして「A new chapter begins, a new challenge(~新章開幕、新しい挑戦~)」を掲げている。第60期の売上高100億円実現に向けて、以下の施策を推進する方針だ。
- 海外市場への展開拡大:アジア・欧米を中心とした調味料・加工食品の輸出強化
- 一般消費者向け(家庭用)商品の拡充:新ブランドライン「with THREE」の展開と地域発商品の開発
- DX・AI活用の推進:業務効率化、需要予測、品質分析へのAI活用
- 供給体制の強化:新工場の建設推進およびロジスティクスの最適化
- 次世代リーダーの育成:組織活性化と社内エンゲージメント向上
吸収分割および各社の概要
今回の吸収分割の概要ならびに両社の情報は以下の通りである。
吸収分割の概要
- 効力発生日:2026年10月1日
- 分割形態:三共食品株式会社を分割会社とし、SANKYO FOODS株式会社を承継会社とする吸収分割
- 承継対象事業:三共食品株式会社の外食産業向け事業
SANKYO FOODS株式会社(承継会社)
- 社名:SANKYO FOODS株式会社
- 本社所在地:愛知県豊橋市萱町20番地2(寺沢工場:愛知県豊橋市寺沢町睦美1121-2)
- 代表者:代表取締役 中村俊之
- 事業内容:外食産業向け業務用食品等の製造・販売および関連事業
- 資本金:1000万円
- 設立年月日:2026年4月1日
三共食品株式会社(分割会社)
- 社名:三共食品株式会社
- 本社所在地:愛知県豊橋市萱町20番地2(老津工場:愛知県豊橋市老津町字後田25番地の1)
- 代表者:代表取締役 中村俊之
- 事業内容:乾燥野菜、天然調味料エキス、オイルフレーバー、乾燥食品等の製造・販売(調味料事業)
- 資本金:4400万円
- 設立年月日:1975年12月3日
本記事は三共食品株式会社の発表をもとに作成。

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