再春館システムとGlobalBが資本業務提携 中堅・中小製造業のDXを支援へ
再春館システム株式会社は、株式会社GlobalBとの資本業務提携に合意し、同社への出資を行いました。本提携により、GlobalBのノーコード業務アプリ「LITONE(ライトン)」と、再春館システムのシステム開発力および業務改善の知見を融合します。中堅・中小製造業の現場業務のデジタル化を、導入から基幹システム連携まで一貫して支援する体制を整えます。
提携の背景と目的
製造業の現場では、日報や点検記録、在庫報告などが紙や口頭でやり取りされ、事務所での転記作業が業務を圧迫する状況があります。一方で現場向けのシステムは、操作の習得に時間がかかることを理由に定着しない例も多く、導入のしやすさが課題となっていました。
1985年設立の再春館システムは、通販・CRM領域を中心にシステムの受託開発を手がけ、国内4拠点に加えてベトナムにも開発拠点を置いています。近年は、手書き帳票をiPad上で扱えるペーパーレス支援ツール「SHIORI」や、セミオーダー型在庫管理システムなどを提供し、製造業の業務改善を支援してきました。
一方、株式会社GlobalBは「LITONE ウェブアプリ for LINE WORKS」などを提供し、これまで100社以上の業務改善を支援してきました。同社においては、導入後に基幹システムとの連携や追加開発といった専門的な開発需要への対応力を高めることが課題となっていました。両社は2026年から協業を開始し、現場の紙業務削減に向け、互いの強みが補完関係にあることを確認して今回の提携に至りました。
業務提携における具体的な取り組み
提携を通じ、両社は以下の取り組みを進めます。
- 「LITONE ウェブアプリ for LINE WORKS」導入後の開発支援
導入企業から要望を受ける基幹システム連携や個別カスタマイズに対し、再春館システムが開発パートナーとして対応します。現場での入力から業務システム全体の整備までを切れ目なく提供します。
- 現場で使われ続けるシステムの提供
「LITONE ウェブアプリ for LINE WORKS」は、ビジネスチャット「LINE WORKS」の画面上で業務入力ができ、入力データが業務管理ツール「kintone」に直接反映される仕組みです。現場が新たな操作を覚える負担や転記作業を減らせる特性に、再春館システムの業務改善の知見を組み合わせ、導入時の設計から定着までを支援します。
中長期の事業基盤構築と東南アジア展開
今回の資本業務提携は、中長期の事業基盤として構築することを目的としています。両社は開発支援と現場定着支援を軸に、中堅・中小製造業の現場業務におけるDXを推進していく考えです。
さらに、株式会社GlobalBのタイ拠点を起点とし、再春館システム株式会社のベトナム開発拠点がサポートする体制により、東南アジア展開も見据えながら取り組みを広げていく方針です。
両社の概要
再春館システム株式会社
- 設立:1985年2月26日
- 本社:東京都港区高輪4-10-58
- 代表者:代表取締役 西川 正明
- 資本金:4,800万円
- 従業員数:156名(2026年4月時点)
- 拠点:東京(本社)、大阪、福岡、熊本、ベトナム
- URL:https://www.saishunkansys.com/
株式会社GlobalB
- 設立:2017年2月1日
- 本社:長崎県大村市松並2-184-20
- 代表者:代表取締役 山本 健太郎
- 拠点:長崎(本社)、東京、福岡、タイ、ベトナム
- URL:https://gbalb.com/
本記事は再春館システム株式会社および株式会社GlobalBの発表をもとに作成。
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