明誠の本間幸紘代表、大規模修繕工事の裏側と自衛策を明かす書籍を発売
マンションやビルなどの大規模修繕工事を手がける株式会社明誠の代表取締役である本間幸紘氏は、著書『大規模修繕工事 職人だから言える本当の話 ―― 見積書では見えない業界の裏側と、修繕積立金を守る発注術』をAmazon Kindleにて発売しました。本書は、相見積もりを取っても談合が防げない業界の構造を内側から解き明かし、発注者が実践できる具体的な自衛策を提示しています。
公正取引委員会の談合処分と問題の背景
本書発売から約2週間後の2026年9月28日、公正取引委員会は関東1都6県(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)のマンション大規模修繕工事をめぐる談合について、設計コンサルタント2社・施工会社40社の計42社の独占禁止法違反を認定しました。38社に排除措置命令、37社に総額16億3,788万円の課徴金納付命令が出され、対象マンション171棟の名称も公表されています。
今回の処分では、管理組合を支える立場の設計コンサルタントが関与し、施工会社との間で受注予定者を事前に決めていた構図が明らかになりました。2026年7月には東海3県(愛知・岐阜・三重)でも同様の手法をめぐる立入検査が行われたと報じられており、問題は関東に限らない可能性があります。
発注者が価格妥当性を見抜くためのポイント
著者の本間幸紘氏は、談合が成立する条件を「発注者が、価格の妥当性を判断できないこと」とし、発注者と専門家の間にある情報格差が談合の土壌になっていると指摘しています。本書では職人の目線から以下のポイントなどを解説しています。
- 談合が成立する3つの段階(参加者を絞る/仕様書を細工する/金額を並べる)
- 「12年周期」「一式見積り」「管理会社経由の中間マージン」の正体
- 工事費の2〜3割を占める仮設足場の費用構造
- ロープアクセス(無足場工法)を活用して管理組合自らが外壁を直接調査し、浮き・ひび割れの数量を把握する手法
- 通常足場工法・ロープアクセス・ハイブリッド工法から建物に合った工法を選ぶ基準と、ロープアクセスの限界
- 理事会で活用できる「明日から使える12のチェックリスト」
著者・本間幸紘氏のコメント
株式会社明誠の代表取締役である本間幸紘氏は、今回の事件について業界全体がそうなりやすい構造にあったとし、「疑うことでは、この問題は解けません。不信はそのまま価格になるからです。管理組合と業者が「同じ数字」を共有すること。そのために、まず建物の状態を測ってください。本書には、その具体的なやり方をすべて書きました。」と述べています。
書籍および株式会社明誠の概要
書籍および発行元の概要は以下の通りです。
- 書名:大規模修繕工事 職人だから言える本当の話
- 副題:見積書では見えない業界の裏側と、修繕積立金を守る発注術
- 著者:本間 幸紘(株式会社明誠 代表取締役)
- レーベル:meisei books
- 形態:Kindle版(発売中)/ペーパーバック版(準備中)
- 発売日:2026年9月12日(Kindle版)
- 対象読者:マンション管理組合の理事・修繕委員、収益不動産オーナー
- 販売URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0HJLNPQ25/
株式会社明誠
- 所在地:〒207-0004 東京都東大和市清水5-1003-57
- 代表者:代表取締役 本間 幸紘
- 事業内容:マンション・ビル・大手ホテルチェーンの大規模修繕工事(通常足場工法/ロープアクセス工法/ハイブリッド工法)、外壁打診調査、防水・タイル補修、ロープアクセス・フランチャイズ本部運営、一般社団法人全国建設業支援協会(JCSA)の運営
- URL:https://rita-construction.com/
本記事は株式会社明誠の発表をもとに作成しました。
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