and.dのShopify向け配送日時指定.ampが佐川急便の置き配指定に対応
株式会社and.dは2026年8月24日、Shopifyストア向けアプリ「配送日時指定.amp」において、置き配指定の佐川急便対応と、商品タグによる置き配の非表示制御機能を提供開始した。
これにより、置き配に対応する配送キャリアの選択肢が広がるとともに、置き配に適さない商品を取り扱うストアでの誤選択を防ぐ設定が可能になる。
置き配需要の拡大とEC事業者が抱える課題
国土交通省が2026年7月に公表した調査(2026年4月期)によると、宅配便の再配達率は7.6%と前回調査から0.7ポイント減少し、置き配や宅配ボックスなど多様な受取方法の利用率は31.0%と初めて3割を超えた。2026年3月に閣議決定された「総合物流施策大綱」では、2030年度までにこの利用率を50%程度へ引き上げる目標が掲げられている。


一方でEC事業者にとっては、精密機器や冷蔵・冷凍品など置き配に適さない商品を扱う場合、購入者が置き配を選んでしまうことによる品質トラブルや問い合わせ対応が課題となっていた。
追加された2つの新機能

今回のアップデートにより、以下の機能が利用可能となった。
- 佐川急便の置き配指定に対応:これまで標準配送とゆうパックで提供していた置き配指定を佐川急便にも拡大した。キャリアごとに置き配場所の選択肢を個別に設定できる。なお、ゆうパックと佐川急便の置き配は同時利用できないため、いずれか一方を選択して利用する形となる。
- 商品タグによる置き配の自動非表示:特定の商品タグが付いた商品がカートに含まれる場合、置き配の選択肢を自動的に非表示にできる。精密機器や冷蔵品など置き配に対応できない商品を扱うストアでも、対象商品だけを判定して置き配を出し分けられるため、それ以外の注文では置き配を提供し続けられる。非表示時に購入者向けの注釈を表示することも可能となっている。
配送日時指定.ampの特徴と今後の展望
配送日時指定.ampは2019年4月に提供を開始した、Shopifyストアのカートにお届け日・時間帯の指定機能を追加するアプリである。ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便に対応した配送伝票CSVエクスポート(ヤマト運輸はB2クラウドとAPI連携)や、商品タグ・都道府県・重量・金額に応じた配送ルール設定、オープンロジ・ネクストエンジンとの連携など、受注から出荷までの配送業務を支援している。料金は月額$9.80からで、14日間の無料体験が提供されている。
株式会社and.dは、今後も配送キャリアとの連携拡大や、商品特性に応じた配送制御の強化を通じて、日本のShopifyストアの配送業務効率化と、多様な受取方法の普及を支援していくとしている。
株式会社and.dの概要
- 会社名:株式会社and.d
- 所在地:〒194-0004 東京都町田市鶴間三丁目11番地44
- 代表者:代表取締役 深澤大気
- 設立:2018年10月
- 事業内容:Shopifyアプリの開発・提供、ECサイト構築支援、生成AIプロダクト開発
- URL:https://and-d.tokyo
本記事は株式会社and.dの発表および国土交通省の報道発表資料(2026年7月10日「宅配便の多様な受取方法の利用率は約31.0%」)をもとに作成しています。
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