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東京医療センターが人工内耳センター除幕式を開催 日本コクレアらが出席

独立行政法人国立病院機構 東京医療センターの耳鼻咽喉科において、2026年9月30日に「人工内耳センター」プレート設置除幕式が開催されました。式典には、人工内耳などを手がける株式会社日本コクレアの執行役員社長である上中茂弘や、Cochlear LimitedのPresident Asia Pacific & Latin AmericaであるStu Sayersらが出席しました。同センターにおける人工内耳医療のさらなる充実と、院内外への認知度向上を図る取り組みの一環として実施されたものです。

専門センター設置の背景と役割

東京医療センターは2007年に人工内耳医療を開始して以来、0歳から90歳までの幅広い年齢層の患者に対し、500例を超える人工内耳手術を実施してきました。長年にわたり地域の医療機関や補聴器店と連携し、患者の聴こえの健康促進に取り組んでいます。

東京医療センター人工内耳センターは、一般の耳鼻咽喉科や補聴器店から紹介を受けた、補聴器では効果を得ることが難しい高度から重度の難聴患者を対象としています。詳細な検査や相談、手術、術後のリハビリテーションなどを包括的に提供することを目的としており、専門センターとしての認知向上により地域連携の強化や相談しやすい環境づくりにつながることが期待されています。

除幕式の実施と医療連携への決意

除幕式では、東京医療センター病院長 小林佳郎先生や在日オーストラリア大使館 臨時大使 Helen Stylianou氏による挨拶が行われました。特別講演では臨床研究センター名誉センター長 加我君孝先生が人工内耳医療の歩みと今後の展望について語りました。

閉会にあたり、東京医療センター人工内耳センター長 南修司郎先生から、地域の耳鼻咽喉科医療機関や補聴器店、人工内耳センターが連携する地域医療ネットワークの重要性が示され、同センターが連携の中心的な役割を担う決意が述べられました。また、コクレアより院内スタッフの功績を称える表彰状の授与も行われました。

人工内耳の仕組みと関係者の見解

人工内耳は、高度から重度の感音難聴患者に適応される電子医療機器です。音量を増幅する補聴器とは異なり、耳の罹患部位を迂回して聴神経を直接刺激することで音を明瞭に伝達し、日常生活のコミュニケーション向上をサポートします。

式典に際し、Cochlear LimitedのStu Sayersは、年齢にかかわらず検討が可能な対処法であるとして人工内耳センターによる医療情報や治療へのアクセス提供に期待を寄せました。また、株式会社日本コクレアの上中茂弘は、日本国内での補聴の選択肢としての認知度向上に触れ、今後も同センターとの協力を深めて貢献していく意向を示しました。

Cochlear Limited 概要

  • 創始:グレアム・クラーク教授によるマルチチャネル人工内耳の開発
  • 実績:1981年以降、180以上の国々で80万人以上の人々に聴覚ソリューションを提供
  • 従業員数:世界中で5,500人以上
  • 研究開発投資:30億豪ドル以上

本記事は株式会社日本コクレアの発表をもとに作成されています。

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