2026年10月の消費意欲指数は45.7点 博報堂生活総研調査
株式会社博報堂のシンクタンクである博報堂生活総合研究所は、2026年10月の「来月の消費予報」を発表した。同月の消費意欲指数は45.7点となり、前月比で-0.1pt、前年比で+0.4ptと、ともに横ばいとなった。夏の暑さへの懸念が和らぎ秋らしい意欲が高まる一方で、高止まりする物価高の影響を受け、消費意欲は例年並みの水準にとどまる見通しとなっている。
10月の消費意欲指数は45.7点で推移
2026年10月の消費意欲指数は45.7点を記録した。前月比で-0.1pt、前年比で+0.4ptとなり、ともに横ばいとなっている。


例年10月は前月からの消費意欲指数が横ばいになる傾向があり、今回も同様の推移となった。
季節的な意欲向上の一方で物価高の影響が継続
消費意欲指数の理由(自由回答)を前月と比較すると、消費にポジティブな回答が9月284件から10月344件へ増加し、ネガティブな回答は9月904件から10月865件へ減少した。具体的には、ポジティブな回答で「(秋服が欲しい・食欲の秋・気候が良いなど)季節的な意欲向上」(9月68件→10月96件)や「(季節もの以外で)出費の予定・欲しいものがある」(9月130件→10月156件)が増加した。ネガティブな回答では「今月までに多く使ったのでセーブ」(9月114件→10月76件)や「暑い季節は出かけたくない」(9月30件→10月1件)が減少している。
前年との比較では、ポジティブな回答(25年10月341件→26年10月344件)、ネガティブな回答(25年10月865件→26年10月865件)ともに横ばいとなった。ネガティブな回答の内訳では「欲しいものがない・意欲がない」(25年10月402件→26年10月362件)や「金欠・収入減などで余裕がない」(25年10月104件→26年10月84件)がやや減少した。
また、「物価高・値上げ・円安」に関する回答は、前月比ではほぼ横ばいであるものの、前年比では増加しており、高い水準が続いている(25年10月112件→26年9月156件→26年10月164件)。
消費意向は書籍・エンタメが増加、食品など3カテゴリーで前年比減
「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある」人の割合である消費意向は26.3%となった。前月比では+2.1pt上昇したものの、前年比では-3.0pt低下している。
16カテゴリー別の消費意向では、前月比で「書籍・エンタメ」が20件以上増加した。一方で、前年比では「食品」「ファッション」「飲料」の3カテゴリーで20件以上減少した。10月の消費意向は、「読書の秋」や人気ゲームの新作ソフトの発売などを背景に「書籍・エンタメ」で前月から高まるものの、「食品」「ファッション」「飲料」などのカテゴリーでは前年より控えめになると予想されている。
調査の概要
- 調査対象:20~69歳の男女1,500名
- 調査期間:9月3-7日に調査
- 調査主体:博報堂生活総合研究所(株式会社博報堂)
本記事は博報堂生活総合研究所の発表をもとに作成されています。
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