株式会社BLOCKSMITH&Co.が提供するクイズ動画SNS『QAQA』は、BCG株式会社とWAVE3株式会社が共同開発を進める工賃作業サービス「RevelApp」と連携し、障がい者の就労支援に取り組むことを発表した。

RevelAppは「遊ぶように、働く。」をコンセプトに、工賃作業をゲーミフィケーションしたアセスメント補助システムとして利用される。一方、QAQAは縦型ショート動画クイズを通じて、楽しみながら知識を深め、成果を得られる環境を整える。

この連携により、工賃作業に従事する利用者は、QAQAのクイズ解答で得た「CHIP」を暗号資産「BLQS」に交換し、作業報酬の形を多様化できる。また、QAQAのクイズゲームの特徴を活かし、スキルアップやOJTを支援するプログラムも計画されている。

BLOCKSMITH代表取締役社長CEOの真田哲弥氏は、「QAQAがRevelAppとの提携を通じて、職業準備性向上を支援するプログラムに採用されることを大変光栄に思う」とコメント。障がい者の社会での活躍を支援し、誰もが平等にチャンスを得られる未来を目指すとしている。

BCG取締役COOの豊田光氏は、「QAQAは既存ゲームには無い特徴を持ち合わせており、更に多様なニーズに応えられるサービスに進歩した」と述べ、RevelAppを通じて障がい者の職業準備性・通所モチベーション向上に活用していく方針を示した。

WAVE3代表取締役CEOの近藤貴司氏は、「個性的で、Web3ゲームの中でも最先端かつハイクオリティな仕様であり、福祉活用させていただけること、大変光栄だ」と述べ、ゲームのポテンシャルを最大限発揮できるよう、福祉サイドのプロとして最善の環境整備に努める考えを示した。

この取り組みにより、障がい者の就労支援に新たな可能性が開かれ、デジタルスキルや認知能力の向上、福祉業界全体の新しい働き方のモデル提案につながることが期待される。