なんばパークスに相撲エンタメ施設がオープン
株式会社阪神コンテンツリンクは2024年5月30日、大阪市浪速区のなんばパークス8階に、インバウンド向け相撲エンタテインメントショーホール「THE SUMO HALL日楽座OSAKA」をオープンした。
同施設は、日本の国技である相撲を観て体験できる体験型ショーホールで、訪日外国人をメインターゲットとしている。相撲、食、エンタテインメントが融合した新しいショーホールとして、日本文化の魅力を身近に感じてもらうことを目指す。
背景には、2023年の訪日客数がコロナ禍前の8割まで回復し、体験重視の消費に関心が高まっていることがある。同社は、ビルボードライブや阪神甲子園球場イベント運営等で培ったエンタテインメントショービジネスのノウハウを活用し、日本文化の魅力を世界へ発信する。
施設内では、英語で進行する相撲ショーが行われ、元大相撲力士による迫力のパフォーマンスや、触れ合い、記念撮影を楽しめる。また、日本らしさを感じるオリジナルの幕の内弁当も提供され、高級弁当やハラール弁当、ヴィーガン弁当のオプションもある。
「日楽座」には、日本の魅力を深堀・再発見し、世界中の人々に日本文化の新たな楽しみ方を発信したいという想いが込められている。現在30カ国ほどから予約があり、海外のお客様に向けたプロモーションを一層強化していく方針だ。
なんばパークスは、南海「なんば駅」から徒歩約3分、Osaka Metro「なんば駅」から徒歩約10分、阪神・近鉄「大阪難波駅」から徒歩約15分とアクセスが良く、京都や奈良、神戸からも電車で約1時間と、関西への旅行計画に組み込みやすい立地にある。