アジア競技大会ハンドボールで女子が銀、男子が16年ぶり銅メダルを獲得
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)のハンドボール競技が9月29日(火)に全日程を終了し、日本代表は女子が銀メダル、男子が銅メダルを獲得しました。女子日本代表「おりひめジャパン」は前回の杭州大会に続く2大会連続のメダルとなり、男子日本代表「彗星JAPAN」は2010年の広州大会以来16年ぶりとなるメダル獲得を果たしました。
女子は銀メダル獲得、男子は韓国戦勝利で16年ぶり銅メダル
女子日本代表「おりひめジャパン」は、開幕から5連勝で迎えた9月27日(日)の最終戦で韓国に23-27で敗れたものの、5勝1敗の2位で銀メダルを獲得しました。車いす席を除いてチケットが完売した韓国戦について、相澤菜月キャプテンは序盤で流れを作れず敗れた悔しさを滲ませつつ、アジア選手権や来年のロサンゼルス・オリンピック予選へ向けて努力していく意向を示しました。

男子日本代表「彗星JAPAN」は、予選ラウンドを2勝1敗で突破後、準々決勝でクウェートに37-32で勝利しました。準決勝でバーレーンに31-35で敗れたものの、9月29日(火)の3位決定戦で韓国に37-32で勝利しました。アジア競技大会での韓国戦勝利は1982年のニューデリー大会以来44年ぶりとなります。水町孝太郎キャプテンは、怪我人が多い中でチームの強みである連携を体現できたと振り返り、今後の世界選手権やロサンゼルス・オリンピック予選に向けて力を発揮していくと述べています。
選手7人が個人記録達成、チーム記録でも多数の部門で首位
今大会では男女7選手が国際試合の節目の記録を達成しました。


- 9月20日(日) 杉岡尚樹選手(男子):通算100試合出場・200得点
- 9月21日(月・祝) 蔦谷大雅選手(男子):通算100得点
- 9月23日(水・祝) 吉留有紀選手(女子):通算50試合出場
- 9月25日(金) 水町孝太郎選手(男子):通算50試合出場
- 9月27日(日) 初見実椰子選手(女子):通算50試合出場
- 9月28日(月) 岩下祐太選手(男子):通算50試合出場
- 9月28日(月) 水町孝太郎選手(男子):通算100得点
- 9月29日(火) 玉川裕康選手(男子):通算100得点

大会公式記録(男子は9月29日、女子は9月27日の全試合終了時点)によると、男子は中田航太が41得点(シュート成功率85%)で得点王となったほか、田中大介がアシスト24本で1位、玉川裕康がブロック6本で1位タイを記録しました。チームとしても総得点208(1試合平均34.7得点)、アシスト94本、ウイングシュート成功率81%が出場9チーム中最多・最高となりました。
女子は松浦未南が得点とアシスト合計50(32得点・18アシスト)で1位となったほか、GK比嘉楓がセーブ率61%で1位(チームの被シュート数の20%以上を受けたGKが対象)を記録し、上嶋亜樹が42%で4位、亀谷さくらが36%で5位に入りました。チームはフェアプレーランキング1位(2分間退場8回、レッドカードなし)に加え、スティール28本、速攻での62得点が出場7チーム中最多となりました。


今後の代表活動と国内大会の日程
日本代表は今後、女子が第21回女子ハンドボールアジア選手権、男子が2027年1月にドイツで開催される第30回IHF男子ハンドボール世界選手権に向けて強化を進めます。
女子日本代表「おりひめジャパン」の主な日程は以下の通りです。
- 10月18日(日)~26日(月):第2回海外遠征
- 11月23日(月・祝)~12月1日(火):第3回強化合宿
- 11月~12月(予定):第21回女子ハンドボールアジア選手権(日程・開催地は未定)
男子日本代表「彗星JAPAN」の主な日程は以下の通りです。

- 11月2日(月)~9日(月):第1回海外遠征
- 12月下旬~2027年1月上旬:第3回強化合宿
- 2027年1月上旬:第2回海外遠征
- 2027年1月13日(水)~31日(日):第30回IHF男子ハンドボール世界選手権(ドイツ)
国内では、選手たちが所属チームに戻り、10月12日(月・祝)に開幕する2026-27 リーグHや、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館で開催される第78回日本ハンドボール選手権大会(男子の部:12月8日(火)~13日(日)、女子の部:12月15日(火)~20日(日))に出場する予定です。

本記事は日本ハンドボール協会の発表をもとに作成しています。
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