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フォレストデジタル、9月1日付で社名をURALAAに変更へ

フォレストデジタル株式会社は、2026年9月1日付で社名を「URALAA株式会社」に変更する。同社は独自のイマーシブ・ライブ配信技術を用いて既存施設を没入体験空間に変えるサービス「URALAA」を展開しており、事業の加速に向けて社名変更を決定した。今後3年間で国内展開拠点数を10カ所へ拡大することを目指す。

既存施設を活用する没入型ライブエンタメ

URALAAは、独自のイマーシブ・ライブ配信技術により、劇場や映画館、アリーナなどの既存施設を没入空間に変えるサービスである。専用の大型施設を新設することなく臨場感のある体験を提供できるアセットライトな事業モデルを特長としている。

同社によると、映像の制作、配信、設置を一気通貫で提供する垂直統合型の体制を整えており、これまでに50カ所以上の空間・施設へ導入した。スポーツ中継や花火大会などのライブ配信に加え、1,300本以上のアーカイブコンテンツ配信に対応している。ライブとアーカイブの双方に対応可能な事業者は、同社調べで同社と米Cosm社のみとしている。また、関連特許を4件取得している。

これまでの導入実績として、2025年8月に北海道十勝で開催された「第73回勝毎花火大会」でのイマーシブ・ライブビューイング実施や、同年10月の大阪・関西万博におけるDAZNとの協業によるJリーグ「鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪」戦の没入型ライブ配信などがある。また、大阪ヘルスケアパビリオンの休憩スペースには半年間の常設設置を行った。

同社は2026年6月にXTech Venturesをリード投資家として総額2.1億円を調達しており、累計の資金調達額は4.1億円となっている。

市場環境と今後の展望

GrandView Researchの調査によると、没入型ロケーションベース・エンターテインメント(LBE)の世界市場規模は2024年時点で4,107億円であり、年平均成長率約30%で拡大して2033年には4兆4,957億円に達すると予測されている。

米国では総工費約3,500億円の球体型施設「Sphere」や、同社調べの推定で1拠点あたり約135億円を投じるCosm社などの大型専用施設が展開されている。これに対し同社は、既存設備を活用することで1拠点あたりの投資額を5〜10億円程度に抑えるモデルを掲げており、2026年10月には直営旗艦施設の構想を発表する予定としている。

代表取締役CEOの辻木勇二氏は、大規模な専用施設だけに頼らず日本各地へ展開し、新しい市場を日本からつくる決意を社名に込めたとしている。今後は多様なジャンルのコンテンツホルダーとの連携を進めながら、国内10拠点への展開を目指す方針である。

URALAA株式会社の会社概要

  • 社名:URALAA株式会社(2026年9月1日付でフォレストデジタル株式会社より商号変更)
  • 代表者:代表取締役CEO 辻木勇二
  • 設立:2019年11月18日
  • 本社所在地:北海道十勝郡浦幌町常室51-1 TOKOMURO Lab
  • 東京オフィス:東京都港区白金1-25-25 アパルトマン白金1F
  • 事業内容:没入ライブエンタメ「URALAA」の企画・開発・運営
  • 従業員数:約17名(2026年8月1日時点)
  • 資金調達実績:総額4.1億円

本記事はフォレストデジタル株式会社の発表をもとに作成。

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