中央化学と吉村化成が業務提携 C-PET市場拡大と製品開発を推進
中央化学株式会社と吉村化成株式会社は、C-PET市場の拡大ならびに相互の事業拡大を目的とした業務提携契約を締結した。中央化学による新たな環境配慮型素材「NCP(C-PET素材)」の開発を機に、両社の強みを生かした製品開発や市場展開を推進する。なお、本提携は事業活動における協力関係の構築を目的としたものであり、資本提携や経営統合を目的とするものではないとしている。
業務提携の背景
中央化学は2025年に新たな環境配慮型素材としてNCP(C-PET素材)の開発に成功した。同年11月の新製品発表会や2026年2月の「スーパーマーケット・トレードショー」などで紹介した際、冷凍からスチームコンベクション調理やオーブン調理までに対応する幅広い温度適性が評価されたといい、現在は製品の量産化に向けた準備を進めている。
一方の吉村化成は1996年6月よりC-PET製品の生産・販売を行っており、C-PET市場のパイオニアおよびマーケットリーダーとして事業を展開している。中央化学とは2015年以来、吉村化成からのC-PET商品の供給を通じてパートナーシップを構築してきた。今回のNCP開発成功を契機に、両社の強みを生かした価値創出を通じてC-PET容器市場の更なる拡大を目指す考えが一致し、提携に至った。
C-PET素材の特徴
C-PETとは、PET(ポリエチレンテレフタレート)を加熱処理によって結晶化させた素材である。耐熱温度220℃を有し、電子レンジだけでなくスチームコンベクション調理やオーブン調理にまで対応する。
提携の内容と今後の展開

本提携において両社は、それぞれ独立した事業主体として相互に協力する。吉村化成が持つ製品の開発力と、中央化学が持つ販路や一貫生産という強みを最大限に活用することで、C-PET製品の品質向上、安定供給および市場の拡大を図る。提携の目的の範囲内において、両社が保有する技術を相互に活用しながら、製品開発と市場展開を進める方針だ。

両社の概要
吉村化成株式会社
- 所在地:〒639-0263 奈良県香芝市平野81-1
- 代表者:代表取締役 吉村 孝勝
- 事業内容:真空成形、真空圧空成形の加工全般
- 設立年月日:1969年2月1日
- HP:https://www.yoshimurakasei.co.jp/
中央化学株式会社
- 所在地:〒140-0032 東京都品川区大崎1丁目6番地4号 新大崎勧業ビル(大崎ニューシティ4号館)
- 代表者:代表取締役社長 室園 康博
- 事業内容:食品包装容器およびその関連資材の製造・販売
- 設立年月日:1961年1月30日
- HP:https://www.chuo-kagaku.co.jp/
本記事は中央化学株式会社の発表をもとに作成。
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