Dellows News

日刊建設工業新聞社が建設業に関する意識調査結果を発表 魅力や働き方で意識差

⽇刊建設⼯業新聞社は、「建設技術展2026 関東」の開催に先立ち、建設業従事者と建築・土木系学科の大学生・大学院生を対象としたアンケート調査を実施した。調査では入社後の業界イメージや働き方への満足度、建設業の魅力、未来に向けた課題意識などが明らかになった。同社は2026年10⽉20日と21日に東京・池袋のサンシャインシティ展⽰ホールで開催する同展示会において、今回の調査結果を踏まえたプログラムを展開する。

建設業の魅力は社会貢献と達成感 若年層や女性には将来不安も

入社前後での建設業のイメージについて、全セグメントで「良くなった」との回答が4割を超え、「悪くなった」の割合を大きく上回った。ただし、20~30代と女性においては、「悪くなった」の割合が他と比べ高い結果となった。魅力としては「社会貢献できる」「達成感がある」が他の項目に圧倒的な差をつけて1・2位となり、建設業従事者全体ではいずれも約6割を占めた。大学生・大学院生においても「達成感がある」「社会貢献ができる」の割合が6割前後となった。20~30代と女性では「手に職がつく」の割合が他と比べて高い傾向も見られた。

現在の働き方については、全セグメントで「満足」が「不満」を大幅に上回り、女性の満足度が最も高かった。一方で、継続従事意欲は全セグメントで「(働き続けたいと)思う」が「思わない」を上回ったものの、20~30代と女性では「思わない」の割合が他と比べて高い傾向を示した。建設業界の将来については「期待できる」と「不安」が拮抗し、20~30代と女性では「不安」が「期待できる」を上回っている。

業界の未来に必要な施策に世代ごとの違い

建設業界の未来のために必要なこととして、建設業従事者からは「業務のスマート化」を挙げる声が多数寄せられたほか、業界イメージ向上のための具体案も出された。

学生側では属性によって重視する要素に違いが見られた。大学院生は「休日増加」「福利厚生の充実」といった働きやすさに加え、「教育制度強化」「DX・ICT化」などの成長促進・生産性向上施策を必要とする割合が高かった。これに対し、大学生は「給与向上」「業界PR」など対外的にわかりやすい要素の改善を求める割合が高かった。

調査結果を踏まえた展示会プログラム

2026年10⽉20、21日に開催される「Construction Xross2026 建設技術展2026 関東」では、調査結果をもとにしたパネルディスカッションが予定されている。

10月20日(火)10:30~11:20には、建設産業女性定着支援ネットワークによるパネルディスカッション「異業種交流 建設産業×空港グランドハンドリング ~現場経験のある女性の声」が行われる。出演は空港グランドハンドリング協会の檜山 桃子氏、土木技術者女性の会 東日本支部長の沼田 直子氏、女性技能者協会 代表理事の前中 由希恵氏、建設産業女性定着支援ネットワーク幹事長の須田 久美子氏で、異業種の事例を参考に女性の働き方を議論する。

同日14:30~15:30には、土木学会若手パワーアップグループによる「中堅・若手が考える社会的役割、これからの土木」が実施され、建設会社、資材メーカー、建設コンサルタントで働く若手・中堅社員がアンケート調査をモチーフに課題と展望を話し合う。

調査およびイベントの概要

調査の概要は以下の通り。

  • 調査テーマ:就労実態と業界の未来に向けた取り組み(日刊建設工業新聞読者向け)/就職先としての建設業界と将来像(学生向け)
  • 調査期間:2026年7月10日~8月6日
  • 調査対象およびサンプル数:日刊建設工業新聞読者(273名)、建築・土木系学科の大学生・大学院生(107名)

イベントおよび発表企業の概要は以下の通り。

  • イベント名称:Construction Xross2026 建設技術展2026 関東
  • 日時:2026年10⽉20⽇(火)10:00〜17:00、21⽇(水)10:00〜16:00
  • 会場:サンシャインシティ展⽰ホールB+C+D(東京都豊島区東池袋3-1-4⽂化会館ビル4・3・2F)※オンライン展⽰会も合わせて実施
  • 主催企業:株式会社⽇刊建設⼯業新聞社(代表取締役社⻑ 髙橋治光、東京都中央区築地5-6-10、URL:https://www.decn.co.jp/)
  • 問い合わせ先:事業本部 建設技術展担当(TEL:03(6778)4682、e-mail:kengi2026@decn.co.jp)

本記事は株式会社⽇刊建設⼯業新聞社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間